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【「わからない不安」から「わかる自由」へ】人はなぜ学ぶのか 〜『図』と『地』〜



今回はこの動画から学んでいきます🫡

【動画の概要】



・勉強すると偏差値も上がるが、力能(りきのう)も上がる。


・なぜなら物事を理解するには『図』と『地』が必要で、人は『図』に対して『地』がないと(それがどういうものかわからず)不安になるから。

・たとえば台所に白い粉があればそれは「塩」だとわかるが、同じものが下駄箱にあればそれが何なのか、危ないものかもしれないと不安になってしまう。


・勉強も同じで、ある『図』、不安なものが見えた時に、その不安なものに対して背景(知識、経験、流れ)を持ってくる。

・その背景によって「これはこういうものだ」と理解できた時、そのものとの適切な距離感が取れ、人は解放される。


・勉強をして背景を持たない限り、あらゆる物事はその場限りで終わってしまい、わからないものに対する不安が残ってしまう。

・また、勉強は必ず忘れる。学んだことをいつか使えなくなる大人がたくさんいる。


・つまりなぜ学ぶのかは「自由を獲得するため」にある。


※この動画は他にも「勉強できないのは経験・思考不足」「10年単位で学ぶこと」「受験の意味」などについて解説されているので、ぜひ見てください😊

【自由になるためには】



勉強は「受験」のためにするものではなく、もっと広い意味で自分が自由になるためにするもの。


「わからない😵‍💫」

から

「わかる💡」

になったときの解放感は他では得られないものであり、その楽しみを得て不安から自由になるのが勉強です😊

それがいつしか「自分にはわからない」となった時から勉強が嫌いになり、勉強をしなくなり、不安が増えて自由を失ってしまったのです😔


目の前に起きる問題の多くが

「(自分では)わからない」

から起きているのであり、問題が起き続けるのは誰のせいでもない

「自分がわかろうとしないから」

なのです。


子どもの頃、誰しも目の前のことがわかったときに

「わかった〜😆」

と大喜びになったのを思い出してみましょう。それが本来の勉強なのです。

【まとめ】



今回の動画で解説をしてくださった浜崎洋介さんは文芸評論家であり、「保守」という伝統を大事にする考え方を伝えている方でもあります。


「保守」と聞くと『愛国』といった言葉を連想される方もいるかもしれませんが、『愛国』と言いながら結局自国を他国に売り渡そうとする人たちや、『愛国』を理由に人を従わせようとする人たちと、本来の「保守」はまた別です。


一言に「国を愛する」といっても、それは主義主張というよりは自然に湧き出るもの。


それは、例えば花見や月見、初詣など、昔ながらの行事をたしなむようなもの


「若者は勇気を出して愛する国を守れ😤」みたいなものは愛国ではなく、我が身可愛さで若者を盾にしようとする虚言・妄言なのです😥


そうした「頼りない大人」が増えれば、若者は早々に大人を見限り、自分の殻に閉じ籠ります。

そして「こんなダメな大人がいる国は終わってるな」と『嫌国』に陥ります😔


しかし、国を嫌ったその先で若者に待つのは


何のために生きているのかわからない😵‍💫」


という、ぼんやりとした不安です。

自分自身がとても虚ろで、本当に存在しているかもあやふやな感覚に見舞われてしまうのです😦


加えて情報が瞬時に拡散される今の時代は、『正しい』情報をコピー&ペーストする「自分と他人が分けられない時代」であり。

その反動でSNSで「認められたい」がために過激な言動を繰り返す人、時にニュースになるような迷惑行為を行う人も出てくる訳ですね👨🏻‍🏫



そこまでは行かずとも、刺激にあふれた現代社会では五感に強い刺激を与え続ければ幸福感が得られるため、そうした不安を誤魔化していられます。

それが心身の『病』へとつながるのは、健康・ダイエットのカテゴリでも何度かお話しした通りです😥


このように、『愛国』というと怪しさがあるかもしれませんが、自分が生まれた国を嫌いになるというのは、自分の存在自体を嫌いになるのと同じこと。


その国があって、先祖たちが命を紡いできたからこそ『自分』が生まれてきたにも関わらず、その国を否定している訳ですから

「虚しい😶」
「何だか不安だ😨」
「何のために生きているかわからない😵‍💫」

という精神状態に陥るのも自然な流れです。


他の誰でもない、自分こそが「国を嫌いになる」ことで『自分』を否定しているのですから、その状態で身体だけ刺激で満たしたとしても真に満たされることはないのです🫥

これが10代後半から30代までの死亡原因第一位が自殺になる根源的な理由で、ここを放置したままでは何も成立しないのです😭


この『愛国』にまつわる問題が根深いものだと見えてくると、一人ひとりがきちんと歴史を学び、今を理解することがとても大切なのだとわかってきますね👨🏻‍🏫


それだけに、2023年夏、先祖を思い起こせる『お盆』前に「映画 君たちはどう生きるか」が上映された意味はとても大きいと思います。


なぜなら現代社会という『図』は、先祖代々受け継がれてきた「国を愛する想い」という『地』が失われて、代わりに『正しさ』が植え付けられたものなのですから。



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