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少子化対策と高齢者施策がシーソーゲームに巻き込まれている?


前回「介護の財源が削られる?」でお話しした少子化対策による社会保障費策源の話に続く話題が出てきました。

【結城康博】現実味を帯びる介護の利用者負担原則2割 「少子化対策VS高齢者施策」という考えは誤りだ

介護ニュースJOINTより


この記事で言われていることは

・少子化対策に関係なく利用者負担の『原則2割』は、後期高齢者医療制度を見れば既定路線であろう。それよりも二者が対立構造にあるかのような扱いを懸念する

といったもの。


特定の二者を対立構造にして争わせ、うやむやのうちに物事を先に進めるのは常套手段です😥


少子化対策、高齢者対策。

どちらも等しく大切なものであり、本来対立構造にないものを対立させることで『世代隔離』を促されていることに気づきましょう、という事なのかもしれません👀


介護人材不足への解決策として「介護報酬の引き上げ」が延々と議論されていますが、そろそろ『お金を使わない待遇改善』も考えた方が良いように思えます。


例えば医療・介護従事者のような社会インフラを担う人々を税優遇するだけで「やりたい人」(≠適性のある人)は集まるでしょう。

介護報酬を上げずとも人が来るのであれば利用者負担を増やす必要もないし、少子化対策と対立させることもなくなる訳です👨‍👩‍👦‍👦


こうした素人でも思いつくようなことは当然考えられており、そうしないのにはそうしないだけの理由があると見て良いでしょう。


例えば「お金を動かす」というのは、それだけ「お金がもらえる人がいる」ということですから、税優遇なような「お金の動かない対策」に旨みはない、とか。


お金の出所は国民から徴収した税金ですから、「お金を動かさない」ことには「誰かの手元」に渡らず、そうした「お金が誰の手に渡るか」のシーソーゲームでしかない、という見方もできる訳ですね🥲


なんにせよ、国民一人ひとりがこうした動きにきちんと反応して自分の意志を示すことが大切だと思うのです☺️



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