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介護の財源が削られる?


今日は、僕が介護職の同僚たちに「お金の知識」などを伝えるグループでの投稿をシェアします。


なかなか厳しい現実を見せる記事を見つけました😧


今回はこの記事を見ていきます。

【パイの奪い合い】

「政府は、少子化対策に3兆円程度の財源を充てるための資金として医療、介護の社会保障費から約2兆円、残り1兆円を社会保険料に上乗せして財源を確保する方針で調整に入った」

(NHKニュース、2023年5月25日)


これは

社会保障費から2兆円削って少子化対策に充てる

という話であり、介護職の『財源』が削られるかもしれない、ということです😨


財源が削られれば当然介護報酬も減らさざる得ませんから、施設運営はより厳しくなります。

そうなると一番先に削られるのは「人件費」、つまり介護職の給料ということになります😰


元々介護保険制度を始めとした『制度ビジネス』は、あらかじめ決められたお金を皆で取り合う「パイの奪い合い🥧」です。



そして効率よく奪うためには「報酬単価の高いサービスをたくさん取る」ことになりますから、制度ビジネスに乗っかる以上は『国の方針』には逆らえないのです😔


マスクに効果があるかどうかに関係なく、医療・介護施設の多くが

「国がマスク推奨している」

という理由だけでマスク着用を職員に求めるのも、その一環と言えます。



つまり、制度一つで収入源を脅かされる状況にある医療・介護従事者こそ、「政治」と真正面から向き合わなければならない訳ですね。


【今すぐどうこうではないけれど】



とは言え、まだ閣議決定された訳でもなく、仮に決定されたとしてもすぐに給料に影響が出るわけではありません。

そして「医療、介護」全体から2兆円を削るのであれば、無駄な医療費を削るだけで2兆円は達成できると言えます。
(なにせワクチン関連だけで2兆円近く予算が出ていましたし)

ただ医療は利権が絡むため、簡単に手出しができないのではないかと見られます😥


おそらく今後は「利用者負担」を増やすことでどうにか制度の辻褄合わせをする形となり、老後がさらに厳しくなることが予想されます。

それは「きちんと老後の対策をとった方が良い」という話で、しかし『お金』で備えるのにも限度があります。


それだけに、ここでも『社会』『健康』に関わる話をしています。


何故なら、なるべく社会の流れを知り、それに合わせて生き方を見直すことが、身近にできる防御策と言え。

極力要介護状態にならず、身一つで働ける環境を整えることが、身近にできる最大の金策と言えるからです。


ですから、2023年が「明るみになり、飛び立てるかを問われる年」だとお伝えしている訳ですね😳

【まとめ】



今回は社会保障費を削り少子化対策に充てる話を見てきました。


制度一つで右往左往しなくてはならないのが医療、介護のような『制度ビジネス』の仕事です。

そこへの依存率が高いほど自由はなく、自立もありません

介護保険制度が「個人の尊重」「自立支援」を目的としているのに、その制度を進めるほどに『依存』が高まる現実に、いち早く対応していく必要があるでしょう。


現場を見ていても、職員さんよりもパートさんの方がより自由に介護・福祉ができてはいませんか?

職員さんにしても、収入源が複数ある人の方が自由に発言できてはいませんか?


答えは常に「目の前」にあります。


ただその答えを「自分では選べない」と思い込まされていることに気づくことが大事です。


いつだって僕たちはお金のことを抜きに自分たちの生き方を決められません。

それは以前紹介した西野亮廣さんの著書「夢と金」でもお伝えした通りで、夢も金も諦めて生きていくほど辛いものもないのです。



今回のお話が実感できるのにも、数ヶ月、あるいは数年掛かると思います。

クラウドファンディングの話ですら2018年に伝えたけれど、2022年になってようやくやり始めて、断念したように。
(注釈:前職でそのような経緯がありました。)


今日が人生で一番若い日です。


「選べない」「選ばない」。本当はどちらなのかは自分の心がよく知っています。

周りに気を遣い、時に自分を偽る必要があるのだとしても、自分を見失わないようにしていきましょう😊


ここまで読んでもらい、ありがとうございます☺️



この他にも介護ブログや読書ブログを運営しています。

今回の記事に共感してもらえたり、興味を持ってもらえたなら、ぜひご覧ください☺️

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