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圕(図書館)の大魔術師考察記事〜6巻でまたシオ・フミスの結婚相手候補がわからなくなってきた件

こんにちはこんばんは。マンガライター歴約2年と10ヶ月、四国の片隅でマンガ愛をいい感じの低音ボイスで語るタイプのマンガライターもり氏と申します。口癖は「なにィ!?」です。

本記事では、年に1度のお楽しみ『図書館(圕)の大魔術師』第6巻発売を記念し、僭越ながら新たに自分の中に生まれた謎の考察をそっと発表させていただきたく書き綴った記事です。

本作はマンガ好きな方はもちろん、歴史好きにも、広い括りで言えば全人類にお勧めのビブリオファンタジーです。未読の方はとにかく読むべし案件です。

そしてマンガ好きお友達であり『図書館の大魔術師』をもっと楽しむマガジンという素晴らしいが過ぎるマガジンの編集長である旅するタコさんに捧げる記事となります。

日本で『図書館の大魔術師』の語り部として琵琶法師も裸足で逃げ出す程の深みの過ぎる考察記事を繰り出すタコ編集長のお眼鏡に叶うかどうかは分かりませんが、絶対にやり切るという決意で自分なりの物語を本記事を通じて進めていきたいです。鍛錬だ!

※本記事が『図書館の大魔術師』をもっと楽しむマガジンに選出されるかどうかは編集長であるタコ神様のみ知るところです🐙

※『圕の大魔術師』のネタバレをやんわり含んでいる可能性がございますのでネタバレ厳禁の方はまた別の世界線でお会いしましょう。

ここからは気合で乗り切ります。鍛錬だ!!

謎考察遍歴を語る

『圕の大魔術師』といえばまるでもう1つの人類史と言える程に重厚な世界観、毎シーンイラストなのかと思うくらいに美麗過ぎる描写の数々。そしてなんといっても主人公のシオ=フミス君が良い男なのです。

私はそんなシオ君が恋焦がれ遂に見習いとして合格した、この女性比率8割6分7厘を誇るといって差し支えない図書館司書(通称カフナ)の世界で一体どのキャラクターと自分の恋物語を転がしていくのだろうということに重きを置いて作品を読み進めています。恐らく全国でも有数のよくわからない角度から作品を楽しんでいる勢です。

過去にはシオ君の結婚相手を考察する謎記事を書きました。

そして第5巻発売時には、これはもう結婚相手決まりですやん!という正ヒロインたり得る存在の台頭に勢い勇んで書き進めた考察記事も世に放ちました(放ってよかったのかという葛藤は未だにあります)。

そして以前にほぼ5巻で決まった感がある説などといってしまった手前こんなことをいうのも大変恐縮ですが、最新第6巻を見て、私、思わず「これは、わからんぞ」とまた結婚相手考察が振り出しに戻りました。そう、これほどまでにこのキャラクターに今回心かき乱されるとは全く想定外でした。

では、早速その名を発表させていただきましょう。

そうです!ダイナサス=ディ=オウガです!!よっしゃあ!!(?)

私はオウガの初登場時から「いいぞ、オウガはいいぞ」と思ってはいました。実際に過去に『図書館の大魔術師』をマンガ好きお友達の方々と語った自前のラジオ番組内でも好きな女性キャラを聞かれて「オウガ好きです」と言及してます。マジなやつです。その前に「好きな女性キャラ、、、結構いますね」って言いそうになったのはご愛嬌です。

この第6巻で最も印象に残ったキャラクターは?と問われれば、恐らくメディナ=ハハルクを挙げられる人が多いのではないでしょうか。

※6巻で色々あったメディナ=ハハルク

しかし、私の中には燦然と輝くあの健気さと元気さのハイブリッド、オウガ
こそが完全にドンピシャドストライクドハマりしました。そんなオウガこそがシオ君の生涯の伴侶として相応しいのでは?と感じた所以について考察させていただきます。

どんな感じに本記事が転がっていくかは現状未知数ですがまあ今はそんなことは気にせず書き進めていきたい所存です。

理由その1:とにかく明るい

オウガの魅力その1、まるで太陽のような明るさです。例えるならそう、太陽のKOMACHI ANGEL状態です。

実は意外と珍しい作中でも突き抜けた明るさを見せるキャラクターです。
オウガが居てくれるだけでその場が和むような安心感。これは嫁にしたいとシオ君が思ってもなんら不思議ではありません。

理由その2:健康的な美しさ

クリーク族の象徴、ケモノミミが表しているようにやはりここも外せない魅力がオウガの健康的な美しさです。

物語の核である、図書館司書ことカフナを目指す作中の若者達は皆聡明さを兼ね備えていて、年齢の割に落ち着きがあるキャラが多い印象ですが、ところがどすこい、どうですかこのシオ君とオウガのキャッキャウフフっぷり!

図書館司書における健康美大賞はオウガで揺るぎないのではないか、というくらいにはそんなところもたまらない魅力といえますね。

理由その3:見え隠れする健気さ

これがもう声を大にして言いたいのですが、オウガの魅力その3はその見え隠れする健気さです。

決してただ明るいだけの賑やかし担当ではないところがオウガという存在の深みにも繋がる部分です。

オウガは常に周囲を観察し、自分がどう振る舞うべきかを考え、皆が笑顔でいられる世界を作ろうとしているように筆者には感じられます。心根の美しさを彼女の一挙一動からは感じ取られることも推したいポイントです。

理由その4:時折見せる意味深な表情

そんなオウガですが、まれにこの世の全ての真実を悟っているのではないか?という程の意味深な表情を見せることも。ヤダなにこのギャップ!

もしかするとオウガは『図書館の大魔術師』という作品においてかなり重要な役割を担っている存在なのかも知れません。色んな意味で気になる存在です。

理由5:シオ君との共通点

オウガとシオ君には実は大きな共通点があります。それは共に混血児であるという点です。

クリーク族とヒューロン族の混血であるオウガと、ホピ族とヒューロン族の混血であるシオ君。

幼少期に似た理由で迫害を受けてきた2人にしか分からない感情が、きっとそこにはあるのでしょう。他の誰にもない共感ポイントが2人には存在するのです。

そんな苦しい過去を持ちながらも今を前向きに生きているところもまた素敵過ぎる共通点ですね!

結論 シオ=フミスの結婚相手は

さて、ここまでオウガの推しポイントについて様々述べてきましたが、結論シオ君の結婚相手は誰になるのかと言われたら。私が導き出した結論はこちらです。

そうです。分からん!!全力で分からんです。

そもそもその方面に関してここまで必至に考えを巡らせているのも恐らく世界広しといえど私だけかも知れません。

ただ、『図書館の大魔術師』6巻はオウガの魅力がかなり詰め込まれた1冊となっていたことは事実。これは今後の2人の関係性がどうなっていくのか注目すべきでは?と感じた為今回筆を取った次第さぁー(急にオウガっぽい喋りになる影響されやすい筆者)。

最後に、ここまでお付き合いいただきありがとうございました!ラストに人生で最も大切なことは何か、作中のあるコマを引用させていただき皆様にお伝えして終わりたい次第です。

カフナを目指してお勉強も大切ですが、睡眠もしっかり取っていきましょうね!


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