人間の所業か自然の摂理か
1ヶ月前CBSニュースを読んでいると、ショッキングなニュースが流れていた。
ボツワナで多くのゾウが変死していたことは、まだ記憶に新しい。
どうやら研究の結果、水を飲んだときに毒性のあるシアノバクテリアの華を一緒に飲み込んだことが原因のようだ。しかし、ゾウの死体を食べていた鳥や、水を飲んでいた他の動物には異常が見られていないことから、暫定的な原因と言えるだろう。研究チームは毒性のあるサンプルがどこにあるか見つかっていないことから、まだこれが結論だとは言えないと言っている。
しかし、注目すべき点はこのシアノバクテリアによる死は一般的には起こるのだが、今回は大量死したことである。そして、この原因が地球温暖化などの地球規模での環境の変化であるとしている。近年のより熱い天候により、毒性のあるシアノバクテリアの増殖が野生動物の生存を脅かしている。
この一件から分かるのは、地球は繋がっていると言うことだ。各国がのうのうと大気汚染、環境破壊、大量消費、大量生産などなど続けているうちに、地球のあらゆるところに欠陥が生じている。まるで生活習慣病のように、、
ゾウ変死のニュースはこちら
暗い事件はここまで、次はロシアで見つかった臓器も残ったまんまんのクマの死体である。
これは科学的には、非常に喜ばしいことなのかもしれない。なんせ5万年近く前のクマの死体が綺麗なまま出てきたのだから、より詳しい研究がおこなえる。
一昨年は子熊も綺麗な状態で見つかったそう。
しかし、これらは地球温暖化により永久凍土が解けて下から出てきたものだ。近年このような事象画、多発している。
素晴らしい研究素材が出てくるとともに、地球温暖化の現実を目の当たりにすることとなる。なんとも皮肉なもんだ。
生活習慣病と地球温暖化。進行の仕方はまるでそっくり。しかし、どちらも病気。治療すれば良くなる可能性は大いにある。人類よ、今こそ自分たちの病気に目を向けるときではないのか。
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