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戦国武将から投稿するシリーズ➁「仁・義・礼・智・信」

独眼竜政宗こと伊達政宗公が好んで使われたのがこの五常訓です。

仁に過ぎれば弱くなる

「ひとを大切にし過ぎれば、相手のためにならない」

義に過ぎれば固くなる

「正義をふりかざすと融通が利かなくなる」

礼に過ぎれば諂(へつらい)となる

「礼儀正し過ぎると相手に対する厭味となる」

智に過ぎれば嘘をつく

「頭が良すぎると平気で嘘をつく」

信に過ぎれば損をする

「他人を信じ過ぎると損をすることになる」

武士道の基本理念でもあるこの五徳も、全てが行き過ぎてはならず、何事もバランスが大切であると説いています。

正に「過ぎたるは及ばざるが如し」「中庸の心」

調和や塩梅、良い加減は本当に大切ですよね。😌


NHK大河ドラマ 「独眼竜政宗」

1987年に放映、やはり(あの💦)高校生時代に毎週欠かさず見ていました。

NHK独眼竜政宗のOPソングです。濃厚にして重厚🤗 今聴いてもホントカッコ良いです。🙌

渡辺謙さん、ハマり役でした。👏👏 カッコいい〜

政宗公自身が「あと10年早く生まれていれば天下統一できたかも知れない」という程の傑出した人物。

大いなる野望を胸に若くして奥州を平定。その間秀吉公の「勝手に合戦をしてはならない」との命令も全くの無視。

秀吉公が小田原の北条攻めの伊達家への参陣要請も散々無視、やむ得ない状況(身内の不幸)もありましたがなんと2ヶ月以上も遅参し秀吉公に謁見の際は「死装束」である白い着物で参上。

往年の勝新太郎さんの熱の籠もったこの「小田原遅参」の演技も凄かったです。この演技は殆どアドリブだそうで渡辺謙さんも以後の役者の演技方や在り方を勉強出来たとの事です。

これに対し秀吉公は政宗公の首に杖を当て「もう少し遅ければ、ここが飛んでいた」と脅したと言います。

ギリギリで生き残りましたね。

肖像画で見る伊達政宗公 体の一部の右目を失ったのは両親に対し不孝に当たるとして肖像には両眼を描くように言っていました。 

ここに天下の趨勢は決しそれ以降豊臣秀吉公、徳川家康公の臣下、家臣となりますがそれでも心の奥底には天下取りの野望は残していました。

転んでもタダでは起きない

この生き様も好きです。✨✨👏

漢として生まれ芽生えた野望や欲望や夢は生きて行く上の大きな「動機」になるからです。そう簡単に捨てれるものでもありません。

...「野望」や「欲望」と書きますと少し乱暴に聞こえますが言い替えますとそれらは「願望」や「希望」にもなります。

願いや望みのない人生って果たしてどうなのでしょうか?

私は例え1日に1cmいや1mmでもその願いや望みに近づけたのならば「本望」であり楽しいのです。

権力者に頭を垂れた政宗公、その大いなる野望は胸のうちに秘めながら。

今のこの令和の時代にも残る

   ✨✨「伊達男」✨✨

意味としては人目を引く、しゃれた身なりの男。また、侠気(きょうき)のある男。侠客。
服装や振る舞いがお洒落で、どこか色気のあるモテ男のことを「伊達男」と使います。

権力者や強大な者に媚びへつらい生き残る訳ではない

「武力」では無く「個性」と「意地」を見せつけた正に男伊達✨✨

ここは政宗公の真骨頂ですよね。😌

晩年は花鳥風月を愛でられ茶道や和歌を始めとして自身で作る料理を振る舞いその他多種多様の己の趣味に日々生きたそうです。

穏やかな表情で晩年は日々楽しく過ごされたそうです。

あぁ私も定年退職後はかく有りたいななぁと。😌

今でも十二分に趣味に生きていますかねぇ〜🤣🤣

サムネイルにも使用しました「杜の都仙台」の伊達政宗公の銅像にもいつか行ってみたいですね。

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