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3月24日 「メタ思考」 序章

この日記は、経済的・時間的自由を獲得し、
自分の定めた目標を超え続けるために書く

将来のために、今必死に頭を使って、手を動かす
日記とは、手を動かす自分に向けた手紙であり、指針となるのだ

幸いか否か、私には今の勤め人仕事ではとても好きなことができていると感じている。仕事の内容も自分に合っている、4月からの職場の条件も良い条件をいただいた、そしてさらに自分の誓いを立ててからは毎週・毎月のように金銭的・時間的な自由を手にしていると感じているからだ。段々と自分の羽根を伸ばせるようになってきた感覚だ。

ここからは何にも遠慮することはない。職場にも、上司にも。自分のやりたいようにやることが、周りの人も自分も豊かにして幸せになれる道だと信じている。



澤円さんの「メタ思考」を読み始めた。本屋でたまたま目について、手にとってみたら惹かれる内容と文体だった。これはもう直感。あまり本は読まないのだが、自分のインプットを増やしていきたいという願いは最近強く、ご縁と思って珍しく最初から丁寧に読んでいる。

まだ序章しか読んでいないのだが、怖いくらい自分に刺さった。本に書き込みをしたのははじめてだ。


この本でいう「メタ思考」とは、「自分の認知活動や性格を俯瞰で見て、認識する活動」のことを指している。つまり自分をRPGのキャラクターのように捉え直すということだ。この力をつけることによって「ひとつの価値観に縛られず、正直に、より自由に生きられる」と澤円氏は書いている。これはまさに私の人生のテーマにぴったり当てはまることで、自分の人生の主導権を握り続けたいという願いそのままの言葉に胸が躍る思いだった。私もメタ思考の力を身につけて自由に生きられるようになりたいと思った。

序章では世界のルールについて書いている。人間の多くの悩みは人間関係に由来し、さらにその多くは職業関連ではないかと思う。ひとつの会社にだけ所属するということはその会社のルールにのみ従うということで、そのルールにこだわっていると会社生活のストレスは自分と切り離すことができず、失敗してもそして成功体験でさえも不自由の原因となってしまう。でも、自分の人生をより良いものにしたいなら「自分と世界のルール」を「メタ思考」してみれば良いんじゃない?と。

悪い評価を受けてもその評価は自分の一部でしかなく、また違う自分の一面を見せれば評価は変わるかもしれない。「あくまでも自分のある一面の評価」と考えればラクになるし、良い評価を受けることによってひとつの方法に縛られたり新しい挑戦ができなくなる時には離れて違う場所に移動した方がラクになる。どんどん違う自分の「エイリアス(自分のある一面)」を見つけ出しながら、複数のエイリアスを適材適所で使い分けていこうよ、と。そうしたら生きやすいよと言ってくれました。


そう!そうなんです!まず、悪い評価もそうだけど、成功体験でさえも自分を縛り続ける!同じ成果・より高い成果を求められるようになる。年月が立つほど自分は環境とストレスに雁字搦めになるというのに。それならば寧ろ失敗も成功もしない目立たない人の方がラクなんじゃないの?と。でも自分の本心はそうじゃない。僅かな可能性にチャレンジしたいし、自分の全力を注いで目標を達成したい。やっぱりそういう思いで仕事をしたい。だから、成功したらどんどん場所をシフトしていけば良いんだよと。なぜなら、一度成功した体験って自分から切り離しても無くなったりはしないから。奪われたりもしないから。自分の血肉となっていつでも取り出せる道具として自分の中に残っているから大丈夫なんです。だから安心して違う場所へシフトして、またそこで自分の生き方のルールを、自分が誠心誠意、頑張れるルールを自分で作ってあげれば良いんだなと思います。


この本でエイリアスという概念を知れたのもとても良かった。先ほども言ったようにこれは自分をRPGのキャラクターのように雲の上の目線から見て、時と場所によって異なる自分の特徴を掛け合わせたキャラクターを使い分けてあげれば良いんだと。


そう考えると、なんだか自分の特徴って色々あるなと。自分が得意な仕事とか、資格を持っているとかそんなことだけではなくて、優しいとか、負けず嫌いとかもそうだし、占いが好きとか、コーチングができるとか、英語とか、車が好きとか、情熱的とか、もっとたくさんの色を自分のパレットに用意してあげれば良い。あとはその混ぜ方なんだという話なのかなと。そう考えると、自分に弱点なんてものはなくて、その場に合わせたキャラクターで勝負して、違ったら調整していけば良いんだ。「ありのままの自分」なんて抽象的な、でもただひとつしかないもので勝負するんじゃなくて、いろんな面を持った自分の中のキャラクターをさまざまに使い分けていいんだなと、自分にとってはなんだかとても救われるような思いでした。


序章だけでこんなに書いてしまった。それだけ澤円氏の発想・言語力に圧倒されたし、経験談も織り交ぜてわかりやすく、そして文体も優しくてなんだか救われたんだなと。今いる職場や人間関係に100%の満足をしている人なんていないと思うし、自分もつらい思いをしてきたこともある。同じ場所で長く働いている人ほど優秀に見えたり、また安定を得ているように見えて羨ましいと感じることもある。でもたまたまいるそのひとつのルールだけに縛られて自分で自分をダメだなんて思う必要はなくて。ちょっと外の世界を見てみるだけで、また数ヶ月異動してみたりなんかしたら、今までとは違う環境にびっくりしたり生き生きと働けるようになったり。または違う自分のエイリアスを出してみると、また違う評価を得ることができたりするのだろう。


久しぶりにじっくり自分に合う本と向き合うことができて幸せでした。
(まだ序章しか読んでないけど)


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