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むかしの作品から振り返る

今日、なつかしい写真を見ていました。


magicalを始めた頃、どうしてもどうしても、オリジナルのテキスタイルを作りたくて。

すごく拘っているわけではありませんが、私はハンドメイドがしたい!
というよりも、ブランドが作りたい、ブランドを作ろう、と思っています。

すごく大きくしたい!従業員をたくさん雇ってブランドを大きくしたい!
そんな想いは全くありません。

自分の手の中で、すべて目が行き届くような、小さなブランド。
片田舎で、猫と暮らしながらできたらいいな。
そんなイメージをしています。
(今はまだまだ始まったばかり。私ひとりと時々両親に手伝ってもらったり、イベント前は友人に手伝ってもらったりしています)

作り出した作品には、ひとつひとつ意味を込めて作っています。

だから、オリジナルテキスタイルを使うことは、ひとつの目標であり、必然でもありました。


どうやったらオリジナルのテキスタイル作れるかなぁと考えて、マリシカ(母)の助言もあり、自分でシルクスクリーンを学び、作りました。

あの四苦八苦した時期が懐かしいなぁ。

絵を描いて、光を何秒当てればいいのか実験して、いくつも失敗して。

思い入れも深くて、私、今でもこの猫ちゃんのお顔が大好きで、自分でトートバッグ使っています。

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衝撃を受けました。そうだ、このデニムのスカート‥この頃はすっきり着れたんだ…太ったな。。今じゃ太ももまでしかあがらな……
いや、違う違う。そんなことが言いたいわけじゃない。


少しずつ、すごくスローペースだけど、私ちゃんとすすんできたんだなぁって。

この頃は裁縫も自分では販売レベルのものが作れなくて、家政科出身の友達に作ってもらったり、洋裁をよく知っていたマリシカに作ってもらったり。

今では自分で作ることが当たり前になったけれど、少し忘れていました。
こんな時期が自分にもあったことを。


たくさん作ったエコバッグもあった。ニャンフェスというイベントで販売していました。
こちらは既製品のバッグにシルクスクリーンでプリントしました。
時々、持ち手にも文字を描いていました。
文字はカリグラフィの美しさに感銘を受けて手描き✍️

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(でももう手描き文字はやりません…たぶん…)

実は、まだエコバッグは家に在庫があって、いつかイベントで販売しようかと思っていたのですが、イベントがなくなり宙ぶらりん。

ついに、レジ袋も廃止され、magicalでもエコバッグを作りたいなぁなんてあわ〜く考えたりしています。
シンプルなバッグに刺繍入れたいな。っていつになることやら‥


私、家庭用ミシンしか知らない人生だったんですよ。
うちにあったのは、祖母が母に買ってくれたジャノメのいいミシン。

でも、そのミシンから現代の家庭用ミシンに買い代わり、なんとまぁ使いにくいこと。下糸はからむし、厚みのある布を縫ったら針が折れたり(危ない!)

ミシン苦手だなぁって、ずっと思っていました。
なぜ母がミシンに触れると、あんなにスイスイ縫えるんだろう‥て思っていました。


でも、転機はきました。

えいや!っと受けたパターンの学校に入って、工業用ミシンと出会いました。
(工業用ミシンとは、縫製工場などで使われているミシンです)

もっと‥もっとはやく…!工業用ミシンと出会いたかった。
下糸の絡まりなんて、皆無です。使いやすすぎて、驚き。
ここでの学びは本当に大きいものでした。(それはまたおいおい話せたら‥)

ちょっと脱線してしまうけれど、工業用ミシンに小さい頃からもっと気軽に触れられる場所を作りたい。もっと身近に感じてほしいなと思う。本当に。。



そして、今はオリジナルテキスタイルも作れるようになってきました。
といっても、メーターでの単価は、手芸店なんかで手に入る生地より高いです。
たぶん、かるく倍以上しています。
なので、単価がとても高くなってしまう現実があります。

でも、やっぱりオリジナルで作ることに拘っているし、意味を感じています。
他の誰かが作った猫ちゃんのお顔では表現できないものがあります。

できるだけたくさんの方に私の作るものを見て欲しい、という強い思いはあります。けれど、きっと触れてもらえなくても私はこうやって、この場所で、こだわりを持ってこれからも進んでいくのだと思います。

そして、もうすぐ。今年中にはきっと、お洋服も販売できると思います。

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もうほぼ準備は整っています。(検針器やタグなど)
やっと、ここまでたどり着きました。

まだ、以前作っていたワンピースのサンプルを修正して、今本縫いしているところです。(前縫った時から時間が経過してるから、うっかり忘れていることがたくさん。。)

今日は別のこと(まさかのこの時期に衣替え)をしていたけれど、また明日からは縫い始めます。

楽しみ♪


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