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「僕の神さま」芹沢央

私の♡さんは読書が大好きです。
♡さんと本の話がしたくて私も読書を始めました。
読書の楽しさ、大切さを教えていただきました。
恋の力ってすごいですよね٩(♡ε♡ )۶

さて、今回読んだのは「僕の神さま」です。
子供目線で書かれた本を読んだのは児童書以来だったのでとても新鮮でした。
ドラマ「相棒」の右京さん(水谷くん)と亀山くん(僕、佐土原くん)が小学四年生になっちゃったって感じでした。

内容としては、桜の塩漬け事件から始まります。(これは佐土原くんのおじいちゃんに関わるお話)
クラスで絵を書いてばかりいる女の子川上さんに秘められた事。
運動会の騎馬戦の作戦。
呪いの本。
と、春、夏、秋、冬と一年間を通して同級生であった事件を解決していきます。

自分が子どもの頃にもあっただろうな…でも、関わろうとしなくて、流してしまったような事に二人は向き合っていきます。
特に川上さんの事情は、お父さんのギャンブルとお酒と暴力なので、かなり深刻なため一年を通して向き合っていきます。
大人に頼ってしまえば簡単に解決するかもなのですが、小学四年生位の頃ってすごく難しい年頃で、大人に言えないんですよね…。そして悩むんですよね…。
だから、ちゃんと向き合ってくれる友達がいたら、「神さま」と思って頼ってしまいたくなる気持ちが良くわかります。

水谷くんはとても冷静で賢いのですが、子供ながらにミスをします。
みんなから「神さま」って言われてても決してつけあがりません。
そして、どんな事からも逃げません。
一年をかけて考えて、悩んで、行動して、反省してを繰り返し二人は成長していきます。
二人の成長を心から応援したくなるお話でした。

その人の人生に関わり、結果に対して責任を負う。
批判も、後悔も、葛藤も、全部一身に受け止める。

ラストに出てくるこの言葉に打たれました。

読書って本当に大切ですね。
♡さんなら、さらっと素敵な読書感想文を書けちゃうんだろうなと思いながら一生懸命書きました。
まだまだ、読書も感想文も初心者です。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
読書好きの皆様、応援してください!

 

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