初キャンバス張りと油彩 京都芸術大学通信課程
キャンバス張り
今回のスクーリングは2週連続合計4日のカリキュラムで「人体造形」で前半は木炭デッサン、後半は油彩です。事前課題の後半の油彩に使うキャンバスを自分で張る、をやってみます。
サイズはF20号(727mm×606mm)です。キャンバス用木枠とキャンバス布は世界堂のオンラインショップで購入です。
まずは5パーツに分かれている木枠を組立てますが、意外と硬くて手だけでは無理です。ちゃんと角が直角になっているか確認。
次にキャンバス布をまずは4点を釘で打ちます。本当はキャンバス用タックス(釘)を使いますが、この時点で持っていなかったので自宅にあった普通の鍵を利用。
釘が足りないとわかり、普通の釘も近所のスーパーやセリアでは入手できず、やむなくここで急遽Amazonでキャンバス用タックスを注文。
結論、キャンバス用タックスの方が長さも短いし扱いやすくて良かったです。
これを事前に大学キャンパスに送ることができるのですが、送るための梱包材(ダンボール)などもないことに気付き、これもAmazonで注文。
佐川急便さんに自宅集荷を依頼して無事発送です。
スクーリング当日、いざ初油絵!!
当日、送ったキャンバスは授業を行う教室に運び込まれていて一安心。先生によるキャンバスの張り方確認で「とてもきれいに張れている」と言っていただき安心し、このキャンパスに描いてゆきます。
授業では最初に再びドローイングで人体の形の捉え方を思い出してから、キャンバスへ。パレットへの絵の具の出し方、最初に使うオイル、描き始めを先生がデモしてくれました。
いざ、自分がやってみると、試行錯誤です。
・まずどの色とどの色をどの分量混ぜるとその色になるのか?
・オイルの量はこれで良いのか?
・うまく混ざらくて筆の毛いっぱいに絵の具が着いてしまう などなど
人体の明暗表現のために、影をグリーン系、稜線を赤系で最初塗る方法でやりますが(ブーグローなどが使った手法)、その上に肌の色っぽいのを塗っても下地の緑とまざって、いつまでたってもカッパのような緑の肌色から抜け出せないなど、、、
先生にヘルプを求めて目の前で私のキャンバスで先生が塗り重ねるとあら不思議、ちゃんと色が整って行きます。その後はそれを真似しながら進めました。
今回の授業時間中にできたのはここまで、、、。難しいけど、他の手慣れた学生の描き方を見たりして、あーなるほどと思ったり、また工夫して学んでゆきます。独学ではなかなかわからないところを見たり聞いたりできて良かったです!
キャンバスは自宅に送付手続き。生乾きキャンバスの四隅にダンボールを切ったものをコの字にガンタッカーで打ち付け、描いた面が箱に触れないようにして梱包して送ります。同サイズキャンバスがもう一枚とキャンバスクリップがあればそれで良いのですが、無い人たちにはこういう送り方をしてくれて、なるほどーと参考になりました!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?