見出し画像

汚れた革靴は洗いましょう!実はとても簡単です。

皆様こんにちは。
今回は雨で汚れた革靴、梅雨時期にカビてしまった革靴‥とにかく汚れてしまった革靴は洗ってしまいましょう、という内容となっております。
洗剤は必要ですが、とても簡単なのでお困りの方は是非参考にしていただければと思います。

革靴をはじめとした革製品を水で洗うことを躊躇される方も多いかと思います。でも実際には水で洗うということは悪いことではありません。

例えば急な雨が降ってきて履いていた革靴に水染みが出来てしまった、または鞄に水染みが出来てしまった。
こういう経験をお持ちの方は多いと思います。

ただこういったことは水が汚いことが原因で起きています。
水そのものが原因というわけではないのです。
これは実際にプロの方に伺った話しですので筆者が適当に述べているわけではありません。

革靴を丸洗いするための洗剤をご紹介。

筆者が愛用しているのはこちらの「レクソルレザークリーナー」です。
本記事でスムースレザー(カーフ)の革靴の洗い方とスエードの革靴の洗い方をご紹介しますが、他に必要は洗うためのスポンジや歯ブラシ、それと乾かすときに使用するキッチンペーパーや新聞紙くらいです。

実際に何度も使用して、一度も問題が起きていないので自信をもっておすすめする洗剤です。

スムースレザー(カーフ)の洗い方。

画像5

スムースレザーというのは最もメジャーで写真のようにツルっとした革のことです。
ご覧の通りカビてしまっています。
梅雨時期に多いのですが、雨の中歩いてそのまま靴箱に収納するとカビてしまうことがありますよね。
これは筆者だけかもしれませんが、1度カビた靴は2度3度とカビやすいような気がします。

それでは実際に洗っていきます。

画像2

まずは流水で汚れを洗い流します。このときにソール(靴底)などの汚れも落とします。
その後に写真のように水を張って革靴を水没させます。大丈夫なので恐がらずにやってしまってください。患部だけを洗うのではなく、革全体に完全に水を浸透させてしまってください。
その方が水染みはちゃんと落とすことが出来ます。

画像3

水洗いした革靴を今度は洗剤で洗っていきます。
スポンジは柔らかいものを使ってください。筆者は100均で購入した赤ちゃんの体を洗うためのスポンジを使用しています。
泡立てやすくて使いやすいのでこのスポンジを使っていますが何でも構いません。いらないタオルでも良いと思います。
そして洗うときは靴の中も含めて全部洗ってください。
洗い終わったら流水で泡や汚れを洗い流してください。

洗い終わったらいらないタオルやキッチンペーパーで拭いて水気をしっかりとります。

あとは乾かすだけですが、実はこれが一番難しいかもしれません。
まず乾かす時間は2~3日程度かかると思ってください。

初日はキッチンペーパーや新聞紙を靴の中に入れておいてください。
入れたキッチンペーパーや新聞紙は途中で1回~2回は取替えましょう。
2日目以降はシューツリーを入れておくことをおすすめ致します。

次に乾かす場所ですが、筆者は2か所で試したことがあります。
1つは「除湿機」の前で乾かす。

画像4
もう1つが「風通しのいい日陰」で乾かす。

画像5

基本的にはどちらでも大丈夫ですが、「風通しのいい日陰」の場合、乾かしている途中に雨が降ってくるとまた洗うところからやり直しなんですよね。
「雨が当たらない風通しのいい日陰」があれば一番いいですが、筆者の場合は場所を見つけるのが難しかったので「除湿機」の前で乾かすことが多いです。

画像6

乾いたあとは靴クリームなどでメンテナンスをしてください。
写真は靴クリームによるメンテをした後の状態。カビもなくなり美しく蘇ってくれました。
洗った後の革靴はカサカサなのでいつもよりも念入りにクリームを塗りこんでくださいね。

ここから先は

1,084字 / 7画像
この記事のみ ¥ 300

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?