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着道楽が愛する3つのニットをご紹介。

皆様こんにちは。
今回は自称着道楽である筆者が愛するニットを3点ご紹介します。
筆者はスーツやジャケットが好きですが、その次に好きなのがニット。そのため毎年のように買い足し続けています。
そんなニット好きが特別に気にっているニットを3つご紹介するという記事となりますので興味がある方は是非ご覧ください。

年間被服費が150万~200万という着道楽が愛するニットはどのようなものか。
被服費が膨れ上がっていき、服の数が増えてくると必ずしも「価格」は愛情に直結しないということがわかってきます。
ニットもマシンメイドの良さとハンドメイドや低速織機で仕立てたニットの良さは違います。
興味がある方は是非ご覧ください。

モノを愛する条件ってなんだろうか?

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まずは価格も含めて手にするまでの"ストーリー"があるもの。
例えば高額なブランドバッグが欲しくて一生懸命お金を貯めて購入する、みたいな。
仕事を頑張ってお金を貯めて購入したものというのは、その行為そのものが思い出になり、アイテムへの思い入れを強くしますよね。
他に親から受け継いだ時計だったり、大切な人から貰ったものだったり。
そういったものは手にするまでの過程も含めて愛着が沸くと思います。

次に品質が優れていること。
これは当たり前ですが、例えばジャケットに例えると生地が良い、仕立てが良い、着心地が良い、そういったものです。
逆に生地が悪くて仕立てが悪くて着心地が悪かったら愛着なんか沸きませんよね。

最後はワードローブで輝いているか。
買ったはいいもののワードローブの片隅にあって出番が少ないものってありませんか?
そういうものではなく、いつまでも魅力があって着続けられるものにこそ愛着が沸くのだと思います。

ニットの良さって何だろうか?

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「ホールガーメント」という言葉を聞いたことはありますでしょうか。
これは無縫製を指す言葉で、縫い目が出来ない編み方のことです。
縫い目というのは服の内側に出来るので、なければ体に当たらない、だから着心地が良いんですという話しです。
これは一理あって今は亡き「NUONE」というブランドを筆者は愛用しています。

じゃあ「ホールガーメント」が一番良いのか?必ずしもそうではありません。
ホールガーメントはマシンメイドの極みのようなもので、機械から出来上がったニットが出てくると聞きました。
キレイで整っていて縫い目もないニットですが、それとは対照的なニットの良さもあります。

手横編み機のような古い織機を使ってゆっくりを編まれたニットは、人の手が入って手間暇がかかっているため高額。
しかも無縫製のようなものではなく昔ながらのニットです。

でも味がある。

マシンメイドのニットにはないふんわりとしたニットになり、そこに味わいがあるんですよね。
どちらにも良い点があるのがニットの魅力だと思います。

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