ファッション好きはブランドのタグが欲しいのか？

皆様こんにちは。
今回は少々批判的(？)な内容となっていますのでご注意ください。
さて、皆さんは好きな「ブランド」はありますでしょうか？

ブランドが好きというのはいろいろ理由があると思います。そのブランドの品質の高さが好き、デザインが好き、コンセプトが好き、好きな有名人が着ているから等々。
もちろんブランドが好きな理由は人それぞれで、どういった理由であってもそれが悪いということはありません。

ただ疑問に思うことがあるのです。
例えばシンプルな白のTシャツにブランドロゴが入っているだけで何万円もするものがあります。同じようにビニールバッグにブランドロゴが入っているだけで何万円もする。
これらのアイテムを見かけるたびに思うんですよ。

ブランドのタグが欲しいのか？って。

今回はそういったモヤモヤを掘り下げて考えてみたいと思います。

そのそもブランドの価値とは？

ブランドというのは『価値』で消費者に商品を購入させます。
わかりやすいのはエルメスでしょうか。ハンカチ1枚で2万円以上しますが、それでも売れるのはブランドの持つ『価値』によるところです。
同じ品質、デザインのものを、出来たばかりの知られていないブランドが売っても売れませんよね。
これがブランドの価値です。

それでは『価値』は何によって生み出されるのでしょうか。

筆者は基本的には品質保証だと考えています。「このブランドだから大丈夫」と思わせられる品質です。
有名デザイナーを招くとか、方法は他にもあるかもしれませんが、真っ当なのは品質を高めて消費者を信用させ続けて歴史を作ることだと思います。
ただこれはとても時間がかかるし簡単なことではありません。

筆者には好きな日本の財布ブランドがありましたが、つい先日覗いたら値段が倍になっていました。
とても良い革財布を良心的な価格で販売されていて、このクオリティでこの価格はちょっと安すぎるのでは？と思っていましたが、さすがに倍になるとそれはどうかなと。少なくとも人におすすめは出来なくなりました。
もちろんブランドの価値を生み出せていれば今後も大丈夫だと思いますが、ちょっと難しいのではないかなと思っています。

ブランド物が欲しい人の心理とは？

・純粋にそのブランドが好きだから、歴史や文化への共感や憧れ。
・高い価値のあるものを身に着けているという高揚感、充実感。
・お金を持っているアピール、レアなものを持っているアピール。

こんなところでしょうか。他にもありますかね。
購入動機は人それぞれの価値観によるものなので、どれであっても責める気はありません。
ただ、やっぱり品の有無というのは感じずにいられませんよね。上下ともに全面にブランドを主張するようなアイテムを身に着けている方を見るとちょっと‥という気持ちになります。
面白いものでお金を持っている、レアなものを持っているアピールするためのアイテムってちゃんと用意されてるんですよね。そういう意味ではブランドも購買層を考えているんでしょうか。