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【2017-2023】過去7年間のベストバイ12選について語ろう。

皆様こんにちは。
2024年が始まりました。スタートしてすぐに震災、心から喜べるような状況とは言えなかったと思います。被災した方に出来るのは募金くらいですが、少しでも早く良くなることを心より願っています。

今回は記事のリライト。最新化をしたいと思います。
服道楽を自称する筆者がブログを始めたのは2017年のことでした。その2017年から2023年までの7年間に購入したアイテムの中で、本当に良かったもの‥つまり過去7年間のベストバイ12選をやりたいと思います。

ただ今回ご紹介しているアイテムに順位付けはしません。それは本当に難しいのでご容赦願います。
毎年150万円以上を被服費に費やす筆者が選ぶ本当に良いアイテム、ブランドはどんなものなのか?
現行品、ヴィンテージに関わらずに選んでみました。
興味がある方は是非ご覧ください。


輝きを失わないアイテムはどういうものだろうか?

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毎年のように高額なスーツやジャケットを購入します。
それ以外にもニットや靴、時計なんかも購入してきました。
買ってはみたけどもう着なくなったものもある中で、ワードローブで輝きを失わないアイテムがあります。

この違いって何でしょうか。
筆者はベーシックなアイテムを人に勧めることが多いのですが、ベーシックであれば激戦区のワードローブで生き残れるのでしょうか?
それに高額なアイテムは安価なアイテムよりも輝きを失わないでいられるのでしょうか?

どちらも間違っていないものの必ずしも正解ではありません。
今回は過去5年間に購入したアイテムで最高に良かったものを紹介しつつ輝き続ける理由を考えてみたいと思います。

究極のベーシックスーツはずっとエースであり続ける。

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最初に紹介するのはリングヂャケットでオーダーしたグレー無地のスーツ。
生地はドーメルのヴィンテージ「トニック」で、モヘア混の生地には上品な光沢があります。
リングヂャケットで最高峰の206ラインということもあって手縫いの雰囲気が満載。それでありながら現在のリングヂャケットよりも手縫い感は控えめ。下手な無地のスーツは「のっぺらぼう」になりがちですが、こちらは手縫いならではの味がある表情が豊かなスーツだと思います。

これまでいろいろなスーツに袖を通してきましたが、グレー無地のスーツほど使いやすいスーツはありません。
男の基本カラーといえば他にネイビーがありますが、比較するとややグレーの方に軍配が上がると筆者は考えています。

こちらのスーツをオーダーしたのは2018年でしたが、春夏でいざという時に決まって選ぶスーツがこちらのスーツ。
無地のグレーは上品さを、手縫いの味は相手に上質さを伝えてくれます。
着用するたびに「やっぱりこのスーツはいいな」と思う。そんなスーツです。

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