見出し画像

現地で感じた日本とイタリアのファッションの違いと文化。

皆様こんにちは。

お待たせしました?今回は2023年1月末から2月頭にかけて行ってきたイタリア旅行記のディープ版となります。
イタリア旅行で出会った人の言葉や、イタリアと日本との違い、そしてこれからの日本のクラシックスタイルについて。筆者がイタリアにいって思ったこと、考えたことをまとめました。

率直に言って日本人が想像するイタリアとイタリアファッションは幻想に過ぎないと感じました。興味がある方はご覧ください。

イタリアの多様性と独立性。

一般的なイタリアのイメージといえばイタリア料理。パスタやピザが美味しいよね、みたいな。
スーツ等のいわゆるクラシックスタイルが好きなら南部のナポリや北部のミラノで全然違うテイストのスーツを作っているのが有名ですよね。

実際に行って思ったことは多様性の国だということ。都市、地方ごとの独立性が極めて高いと感じました。行ったのはミラノとフィレンツェだけでしたが、大げさに言えばそれらは別の国のような印象を受けました。

まずは食事ですが、大雑把には前菜、パスタやリゾット、セコンドといわれるメインがあって、ドルチェがあってという流れは同じ。ただそこにあるものは全然違うものでした。日本人の我々がイメージするイタリアンではなく、地方ごとの独自性が強く反映されたもの。
特にフィレンツェはトスカーナ地方なので肉料理が圧倒的。逆に日本のイタリアンで定番のピザは、ミラノやフィレンツェのリストランテではあまり推されていませんでした。(メニューにないかひっそりとある程度)
もちろんピザ専門店はあるのでそういうところで食べることは出来ます。

ここから先は

4,740字 / 7画像
この記事のみ ¥ 1,200

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?