本当に良いローゲージニットとは?vol.2
皆様こんにちは。
先日こんな記事を書きました。
詳しくはこちらの記事をご覧いただきたいのですが、イタリアの高額ニットブランド「Mauro Ottaviani(マウロ・オッタヴィアーニ)」と、日本の991を比較したものです。
この記事の最後に、マウロ・オッタヴィアーニや991と同じレベル感で、価格の下限を知りたいと述べています。
つまり同じレベルの着心地でなるべく安いものを知りたい。
今回はマウロ・オッタヴィアーニや991よりも安価で、しかも満足度も高いニットを購入したので紹介すると共に、改めて本当に良いローゲージニットってどんなものなのか考えてみました。
とてもコスパが高かったBAFY(バフィー)
つい先日、筆者がやってる別のブログで紹介したこちらのセーター。
購入してから何度も着用していますがとても満足度が高い。
生地はウール100%のため、意識するとほんの少しだけ首がチクチクしますが、普段はあまり気になりません。もっと上質なウールになれば全く気にならないのか。それはそれで気になりますが、このセーターの優れたところは以下の2点にあります。
パターン(型紙)が日本人の体型に合う
生地が東京という風土に合う
まずパターンがとても秀逸です。人の体型は千差万別ですが、このニットの着心地はマウロ・オッタヴィアーニや991と比較して全く遜色ありません。あるのは生地の違いによる肌触り。
次にウールという生地が東京に合うということ。
正直、マウロ・オッタヴィアーニの上質なカシミヤに比べると肌触りは数段劣ります。しかし、カシミヤ100%のローゲージニットは東京ではオーバースペックになりがちで、建物や電車に乗ったときに暑い。
ウールはカシミヤに比べて保温性が低いこともあって、そういうことがあまりない。だから東京に合う。
もちろん東北など東京よりも寒い地域に住まれている方にとってはカシミヤの方が良いかもしれません。これは風土の違いです。
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