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パターンオーダーとビスポークの違いについて語る

皆様こんにちは。
今回はオーダースーツのパターンオーダー、ビスポークの違いについて何か語ってみようと思います。
パターンオーダーは身近な存在となりましたが、ビスポークはまだまだ高根の花。いずれやってみたいという方、そして直近でやってみようと思っている方の参考になれば幸いです。

今回比較するのは神戸の名店COL(コルウ)のパターンオーダーとビスポーク。
ビスポークスーツを納品していただく際に、コルウの齋藤力氏から「ビスポークとパターンオーダーは見た目ではわからない」と言われました。
その見た目ではわからないビスポークとパターンオーダーですが、価格にすれば2倍以上の違いがあります。
実際にその価値はあるのでしょうか。

ビスポークとパターンオーダーの違いとは?

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一般的には以下のように言われています。
ただし、パターンオーダーとイージーオーダーで分けるとか、正確にはもっと細分化されるようですがそこは曖昧で同一視されていることが多いです。

◆ビスポーク
・職人によるハンドメイド(手縫い)
・型紙から起こしてスーツを作る。
・仮縫いや中縫いがある。
・生地やディティール好みで選べる

◆パターンオーダー(メイドトゥメジャー・スミズーラ)
・マシーンメイド(ミシン縫い)
・ベースとなる型紙から身体に合うものを選び、それを補正し型紙を作る
・生地やディティールを選んだり、既製服と比べてできることが多いが型紙を大きく変えるような変更は出来ない

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