見出し画像

クラシックとトレンドと趣味嗜好と買い物。

皆様こんにちは。
今回は皆さんの買い物に役立つ記事になればと思います。。
筆者はクラシックな装いが好きですが、ファッション業界というのはトレンドで動いています。
近年、クラシック回帰がトレンドとなっていて、筆者のようなクラシック好きにとってはありがたい流れになっておりました。

ただ一口にクラシックにもトレンドがあります。
巷に溢れている「なんちゃってクラシック」のことではなく、本当の意味でのクラシックもイギリス、イタリア、アメリカでは異なります。
イギリスを源流として地域性によって派生したのがイタリアやアメリカ。
今回はクラシック好きの買い物を趣味嗜好やトレンドに絡めてご紹介します。
興味がある方は是非ご覧ください。

あなたが好きなクラシックスタイルは?

画像1

構築的でウエストを絞ったイギリスなのか、ナチュラルショルダーで色気のあるイタリアか。
それともナチュラルショルダーでウエストも絞らないアメリカか。
これらはジャケットの特徴ですが、何となく地域性が表れていると思います。

しかし我々は日本人です。
別にゴリゴリのイギリスクラシック、イタリアクラシコである必要はありません。
筆者が30歳くらいのときにポールスミスのスーツを着用していたのですが、「上手いな」と関心したのが英国的なシルエットのスーツでありながら生地は艶っぽいイタリア生地を使っているところでした。
当時はゼニアとかロロピアーナの艶のある生地と英国の構築的なシルエットがとても魅力的に見えたんですよね。

残念ながら日本は洋装におけるクラシックスタイルを確立出来ていませんが、テーラーやブランドが独自のスタイルを提案しているところもあります。
筆者が愛用しているスーツでも、お世話になっている師匠である赤峰幸生氏の「AkamineRoyalLine」や神戸の「COL」、「RING JACKET」が挙げられます。
これらはシルエットや見た目は違いますし、それぞれが目指しているスタイルがあります。

例えば「AkamineRoyalLine」であれば赤峰幸生氏の盟友であるアントニオ・リヴェラーノ氏の「リヴェラーノ&リヴェラーノ」の雰囲気が感じられるシルエットに、しっかりとした英国生地を使った赤峰幸生氏の世界観を表したスタイル。
「RING JACKET」はトレンドを上手く取り入れたややライトよりなスタイルで、ブレないAkamineRoyalLineとは真逆ですが上手さがあります。

あなたが好きなスタイルをまずは見つけましょう。
別に1つに絞る必要はありません。だって日本人なのですから。

続きをみるには

残り 3,007字 / 3画像
この記事のみ ¥ 600
期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?