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【音楽制作】Studio 24cを使ってみた感想④「エフェクト前編」

Audio I/Fの「Studio 24c」を数か月間、使ってみた感想を述べていく本シリーズ。今回は4回目の投稿記事で、付属のプラグイン・エフェクトについて記載します。

前回の記事はコチラです。↓

ちなみにプラグイン・エフェクトとは、簡単にいうと、DAW上で楽曲の音を変化させるためのソフトウェアを指します。音の変化といっても様々なものがあるので、エフェクトの種類も多種多様です。なので、「Studio 24c」に付属するエフェクトを順に見ていきましょう。

「Studio One 6 Artist」の付属エフェクト
まず、Audio I/Fである「Studio 24c」に付属するDAWの「Studio One 6 Artist」には、かなりのエフェクトが含まれています。約30種類ほどあるので、その中から主なものを以下に列挙します。

・Pro EQ
 イコライザーです。特定の周波数帯の音を大きくしたり、小さくしたりできます。
・Compressor
 コンプレッサーです。音量差を圧縮することで音を聴こえ易くしたりできます。
・Gate
 ゲートです。指定した音量以下の音を小さく(=圧縮)して聴こえ難くします。主にノイズ除去に使います。
・MixVerb
 リバーブです。残響を加えることで音に奥行き感が出ます。
・Beat Delay
 ディレイです。やまびこのように同じ音を繰り返す効果があります。
・Chorus
 コーラスです。合唱のコーラスのような変化をもたらす効果があります。
・Limiter
 リミッターです。ある値をリミットとして、その値よりも音量が超えないように圧縮してくれます。

使ってみた感想
使ってみた感想としては、全体的にまずまずのレベルだと思います。普通に使えるといえば、使えるものの、例えば、iZotope社の製品と比べると、やや劣るかもという感じがするので、まずまずといった表現になります。

この中で一番使うのは「Limiter」です。これはデジタル録音における音量が最大値の0dBを超えないようにするためのマスト・アイテムなので。ちなみに、0dBを超えてしまうと、音割れやブチッといった変な音が混ざったりします。
他にはボーカル録音時に「Gate」も使います。これはノイズ除去が目的です。ただし、リップ・ノイズは除去しづらいので、専用のプラグインが別途必要です。この詳細は、別記事にまとめたいと思います。

はい、ということでエフェクトは他にも沢山付属しているので、続きは後編に回したいと思います。
次回で最終回になる予定です。


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