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「虎に翼」のアドリブを見つけていこう

手元に公式のシナリオがあるから、ドラマと細かい差異を見つけて行きます。(大きな修正点はアドリブではないでしょう)

ゆっくり、ゆっくり。復習を兼ねて書き足していきます。かなり大変です。
そして私は「法律とは何か」の答えを探しています。

きっかけは多岐川さんが寒いからと言って、皆を立たせて両手を挙げさせて
「ピンピンピンピン」と言いながら妙な体操をさせた所です。調べてみたら脚本には書いてありませんでした。当たり前だ(笑)

●第一話

裁判所の人事課で働いている桂場の所に寅子が来るシーン。
シナリオ:芋を既に頬張っている。
ドラマ :食べる直前で、口をあんぐりとしている。

見合い直前の夜にトランクを持って家出するシーン。
シナリオ:玄関に手紙を置いて去ろうとする。
ドラマ :階段を降りた所で転ぶ。(演出?)

第1回目お見合いのシーン。
シナリオ:居眠り
ドラマ :いびき

※カットされてるセリフは結構多いのですが、明らかな演出・アドリブは明確に分かります。

●第二話

優三さんが書生になるシーン。
シナリオ:ペコリ。
ドラマ :机に頭をぶつける。 (やはり…)

直言が寅子の女子部入学を認めたシーン。 ここ、大好き。
シナリオ:任せとけ、お父さんが説得する
     お父さん〜!!
ドラマ :任せとけ、お父さんが説得する
     お父さん〜!!
     お父さんだ。
     お父さんがお母さんを? 説得する!
     お母さんはお父さんに? 説得される!

●第七話

女子部で退屈な講義で寝てしまう生徒たち。
シナリオ:居眠り中の学生もいる。
ドラマ :ゴン!
     「出てけ!」(よね)  (演出?)

●第九話

どうすれば着物を取り返せるのか穂高先生からの問に答える皆。
シナリオ:民事訴訟法第185条にこうあります
     よねが驚く!
ドラマ :(よねが驚くシーンがカットされてるのは何故だろう…
      カットは多いが、ここは重要だったのに)

第十五話までは何もなし。思っていたよりも少ないですね。

●第十六話

女子部を卒業した寅子のお祝いで、またしても試験に落ちた優三さんが
頭を下げて戸にぶつけるシーン。
もはやお約束のレベル…

●第二十六話

司法試験に落ちた寅子。直言の必死の説得でもう一度試験を受けさせて貰える事になり、直言と優三さんが頭を下げて机にぶつけるシーン。

●第二十八話

夫が駆け落ちした寿子(涼子様の母)が、慰めた寅子に「殴り掛かる」のを涼子様に押さえられるシーン。
脚本には無い。(演出?)

●第三十五話

社会的地位を得るために優三さんと結婚すると言い出す寅子。優三さんが頭を下げて机にぶつけるシーン。
湯呑みにぶつけそうになるのを寅子が湯呑みをさっとどける。この連携はもはや芸術。

第XXX話までナシ。

多岐川さんと、新潟の弁護士杉田さんが出てくるとアドリブだらけの筈なんですよね。シナリオ、読み込まないと!
今日はここまで。

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