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いりえの営業記録(2月3日~2月6日)

オープン初日と2日目の振り返りは以下をどうぞ。

2月3日(土)晴れ

用事のため13:00~17:00までの時短営業。神保町にある、韓国関連書籍(原書も含む)専門店のチェッコリさんがご来店。代表の金さんは前々職時代からお付き合いがあり、オープン前にもお店の方向性などについて相談に乗ってくださった方です。

私が本の面白さを知ったのは小学5年生の時。海外ファンタジー『ダレン・シャン』を読んだことがきっかけでした。以降、大人になるまでに私が読んできた作品を古本として並べているのが当店です(いずれ新刊も置く予定)。

個人の趣味の延長のような棚で果たしてお客さんが来るだろうかという不安に対して金さんは、「あなたという人間がこれまで生きてきて、どんなことを考えて、どんな本を読んできたか。それは色々な属性ー『30代』とか『女性』とかーを通して社会ともつながる話だから、うん、とりあえずやってみればいいんじゃないですか」というような言葉をかけてくれました。

「社会」という言葉が出てきたのが印象的でした。確かに、自分では気づかなくても、お客さんが接点を見つけてくれることもある。そんな風に気持ちが開けたのでした。

そんな金さんと一緒に、チェッコリの曜日担当店長さんも来店され、店主手作りのZINEをご購入。SNSでも紹介くださいました。

金さんはこちらの2冊を購入。

『バスを待って』は私が大好きな短編小説集で、20人それぞれの、一日のほんの少しの時間(それらはバスとかかわりがある)が描かれます。子どもから老人まで様々な主人公によって文体が変わり、物語の雰囲気が異なるのも印象的です。さわやかな気持ちになれる1冊。

文庫化もされているので、いずれ新品で数冊仕入れたいなと考えています。

また長くなっていますが、あと少し書いちゃいます。

2月4日(日)定休日

友人と鎌倉へ! おみくじは大吉でした。

2月5日(月)大雪!

閉店時間(18:30)まで粘ったものの、お客さんはゼロでした。帰り道、普段使いのバスが大渋滞のため数十分遅れでやってきたのですが、あまりの寒さ・冷たさのあまり気を失う寸前。

2月6日(火)雨

間借りさせていただいているハリ書房さんから干し柿の差し入れ。お店のこと、認知度を上げるためのアイデアなど、いつも一緒に色々と考えてくださるので感謝です。

賃貸契約の関係で、間借り期間はひとまず6月末までなのですが(状況によって要相談)、「5ヶ月間の経験は消えないので。形は変わっても残る何かを探しましょう」とありがたい応援がありました。

この日はお客さんもご来店。noteを見てきてくださったそうで、やっぱりSNSの運用は大事だよな…と痛感しました(この時期はずっとさぼっていたので特に)。

本日はここまで。開店までのことはマガジンでまとめているので、未読の方はそちらもぜひ読んでみてください(本当は10本くらい書きたくてヘッダー画像も用意していたのですが、半分になってしまいました…)。

お店の情報は以下。ぜひ遊びに来てみてください。

営業時間:12:00~18:30
定休日:木・日
説明:古本と新刊のお店です
コンセプト:ひと休み/交じり合う/外へ
住所神田神保町3−10-31 宝栄ビル 302号室 ハリ書房内

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