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MAGAO
2021年2月6日 21:55
遡ること数か月前。最愛の彼であるT君からの連絡が途絶えたのは、目がくらむような日差しと、澄んだ空気が気持ちの良い平日だった。燦燦と輝く太陽に、私は思わず舌打ちをした。それが妙にいい音を鳴らすものだから、太陽に八つ当たりする自分が恥ずかしくなった。いつか皮と肉をお腹いっぱい食べさせてやりたい。これはアレだ。自然消滅を狙った俗に言う 音信不通 というやつだ。ショックのあまり考える