見出し画像

待つほう。待たせるほう。

どうもこんばんわ。おそうじやさん八王子まりこです。写真は箱根神社にある"俺のうどん"。コレ、めっっっっちゃくちゃ旨いです。いろんなうどんあるけど、たぶん、もしかしたら世界一好きかも。いろいろあるよ、いろいろ。伊勢うどんも大好きだし、稲庭うどんも好き。

でも俺のうどんの麺のもっちり感、つるっと感、もうただの飲み物です。ぐびぐび飲めます。

ああ、また話が全然違う方向に流れてしまった。。。


あのね、待つ側と、待たせる側の話ね。そうそう。あのー、えーとぉー、あのー、こないだね。Netflixでアレ観たんだ、アレ。あの。ほれ。あの、、、北野武の。ほれ、、、それ、、、。


浅草キッド!!

浅草キッド観たんですよー。でね、冒頭、柳楽優弥演じる北野武(特殊メイクの。)が楽屋でインタビュー受けるシーンでね。インタビュー終わった?あとに北野武が次のテレビの仕事に向かおうとしたらインタビュアーが、

「ではまた後ほど続きを。」みたいなセリフを言ったんですよ。そしたら北野武は、「あ、そうなんだ。」って言ってテレビの収録へ向かう。みたいな流れのシーンだったんですよね。それ観ててわたし、

「効率悪りーなー」

って思ったんですよね。インタビュー、一回で終わらせたら北野武のテレビの収録待たずに済むじゃないですか。会社帰って文字起こしして記事すぐ作れるじゃないですか。

「効率悪りーなー」

って。しかしそこでハタと気がつくまりこ。


これ、北野武だからよな。


インタビューするのが北野武じゃなく、若手芸人だったら。北野武じゃなく美大生だったら。北野武じゃなく金城武だったら。(?)インタビュアーはテレビの収録またぐ形でインタビューしただろうか。"収録を待つ"という時間の使い方をしただろうか。


北野武だから。
ビートたけしだから。
世界のKITANOだからだ。

どんなに時間を使っても、北野武から言葉が欲しい。コレだ!という記事を書きたい。だって相手は北野武だから。と、ド素人のわたしは思うワケです。

「効率悪りーなー」って、単純に思えばそうなんですけど、効率の中には時間以外にもいろいろ含まれますわね。どれだけ時間をかけても、どれだけ待つとしても、結果良いものになれば(良いものが作れれば。)それは決して効率悪い時間ではなかったとも言えますし。「待つのも仕事のウチだ。」という意見もありますしね。

こないだついったーで幻冬社の箕輪氏が、

ダルさんに十何時間インタビューしてきたが中途半端なものにしたくなくて本にするのが難しくて苦戦していたんだが人類の財産な気がして再度しっかり取り組む。
箕輪氏のついったーより。

って呟いてて。超敏腕編集者もそうなんだな。。と。わたしの中で北野武とダルビッシュ有が、"待つ価値のある存在"となった。

そしていつぞやのネット番組で、"みんな大好き"ひろゆき氏がこんな事を言っていて。


大谷翔平とメシを食う機会があって、
大谷翔平が遅刻してきても怒らない
じゃないですかぁ。
大谷翔平は忙しい。
当たり前じゃないですかぁ。

た、たしかに。ド素人のわたしに大谷翔平とメシを食うチャンスがやってきたら、、、大谷翔平が来るまでいくらでも待つ。干支が変わっても待ってると思う。だって相手は大谷翔平なんだもん。

これらの話を夫に話してみまして。時間厳守。5分前行動。待つの大っ嫌い。な、マイメン夫54歳に。そしたらこうだ。







「待たない。」







えーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!

待たないの?!大谷翔平くんだょ?!あの大谷翔平くんっっっ!!!観た?!ねぇ、WBC観たぁ?!観てたよね?!ねぇ!ねぇ!

肩をユサユサ揺さぶって目を覚ませ!と言いたい。「お前、まぢ?」な感じのマイメン夫。大谷翔平の事、待たないってよ。

しかしきっと実際に大谷翔平くんとメシを食う機会があれば干支どころか、1世紀経っても待ってると思う。というより、大谷翔平くんとメシを食う機会なんて、一生訪れないと思うのでここでこんな事を書いて人生の貴重な時間を溶かしているわたしもどうかと思う。。。


少し前に、自分が時間にルーズな事を反省し、時間を守る事も自分への信頼と考えるようになったので(←今更。この年になって。)待つ事、待つ人、待つ側、待たされる事、待たされる人、待たされる側について、いろいろと考えてしまうのでした。

ちなみに、わたしは"待たされる"という気持ちが希薄で。というのも、待ってない。相手を待ってる時間は自分のやりたい事(スマホいじったり、文章書いたり、動画みたり、アイデア捏ねたり)してるので、相手が来ない時間は「待つ」のではなく「何かしてる時間」というふうに認識していたりする。。。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?