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松下幸之助さんが言った「してはいけないこと」は、若いIT起業家たちも、していなかった。

うちの父方の祖父は、小学校しか出てなくて
その頃珍しくなかった、丁稚奉公でした、
丁稚奉公先で、仕事を覚えてからは、
小さな粉屋を開きました。
小商いだし、普通に貧乏家庭でしたが、
夫婦で、何とか商いはできました。
4人の子供もできて、4人目の末っ子の
うちの父親が中学にはいったころ、
祖母が病気になり、亡くなりました。

まあ、それはともかく、
その祖母がなくなってから、祖父の商売が
急にうまくいきだしたのだそうです。
親戚の人たちは、その祖母が天国から
手助けしてくれたのだとよく言っていた
そうです。

この言う話は、たまに世間でも聞く話で
芸人さんのタカトシさんも、地元北海道で
売れない芸人をしていて、どちらかの
おばあさんがすごく応援してくれて
いたそうです、そのおばあさんが
亡くなられてから、急に運が向いてきて
上京して、今の人気芸人になれたそうです。
きっと、おばあさんが、天国から後押し
してくれたのだ、とタカトシさんは
二人で言っていました。

話を戻すと、祖父は
小さな粉屋をやめ、ある地元産業を作って
売る会社を作りました。地元で作ったものを
行商にいって、取引先を遠い関東方面にまで
拡大して、その会社を私の父親以外の兄弟が
引き継ぎ、その祖父が会長になってから
10年以上死ぬ間際まで、祖父は、その市で
一番の高額所得者になりました。

でも、、祖父の個人的な交友関係は
幼馴染の、棟梁と呉服屋さん
二人だけなのです。
それ以外の人がほとんど家に来たことは
ありません。

そういう社交的な性格じゃないのに、商売で
そこそこ成功できたのが、不思議でした。

それで、ほとんど孫の私達にも無口で
感情を表さない祖父なのですが、ある日
少し興奮した様子で、小学生の私に、
「これからは社会貢献だ、社会貢献」
とか話しかけてきた日がありました。
社会貢献って何のこと?
おもちの重さを測って買う倹約家の
祖父が、なぜ急に、社会貢献とかいう?
と思っていると、その日
祖父は、松下幸之助さんの講演を
聞きにいったのでしたw

松下幸之助さんの、会社は世間の器だ、
社会貢献こそが経営者や会社の役目だ、
という話は、もう皆さんも聞いたことが
あると思います。

でも、松下幸之助さんは、
地元の経営者限定の講演会で、社会貢献とか、
素直な心とか、本に載っている
ような話ばかりじゃなくて、
「ここだけの話」もしてくれました。

私が祖父からその松下さんの講演の話を
聞いて、なるほどなぁと
子供ながらに思ったことを有料部分に
書きました。

松下さんが、地元経営者にここだけの話で
伝えたことは、
「頭のいい人でもしてしまいがちだけど、
してはいけないこと」です。

もちろん、
ネット社会になるずっと前の昔の話ですが、
ネット社会になるほど、人はそれを
自然にしてしまっている人が多い。

すごい努力家で、上昇志向の人ほど、
もしかしたら
松下幸之助さんがいう、
してはいけないことを、人一倍
してしまっているかもしれない。

自分もすごく努力しているのに、
その努力が、その「してはいけないこと」
で、帳消しになっているかもなぁと
思う人が、結構いる。

さて松下幸之助さんは、
何をしたらダメだといったのか。
それは有料記事に書きました。

この話を思い出して、私は祖父の
成功の秘訣が少しわかった気が
しました。

祖父は、他人より、たしかに
松下幸之助さんがいった
「してはいけないこと」を
しないのです。

ちなみに、私が知っている多くのIT起業家
たちも、同じようなことを言っていて、
「それをしないように」
誰かがそれをしそうになったら、
他の起業家達がたしなめる
傾向がありました。

松下幸之助さんは、講演会で何を
「してはいけない」といったのか、
知りたい人は、下の有料記事をみてね。 

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