これは私の冬季うつの話

年明けから数週間した今ごろの時期に、私はへばってしまう。甘い物と炭水化物を渇望し、睡眠を最大限に取り、何もやる気が起こらず、溶けたナメクジのように生活するのが3月下旬頃まで続く。

社会生活は、というと大抵破綻している。ここ最近の3年間で、勤労に励んだのは昨年のみだ。それ以外は休職している。勤労に励んだ昨年も、冬季うつ期間はひと月に合計5日は休むという堕落っぷりだ。

私の冬季うつの症状

①飯がうまい
特に白米が大好きだ。1食に2合近く食べることもザラであった。卵かけご飯が手軽で最強だ。
あとはポテチと菓子パン・お菓子といった甘い物。ドラッグストアへ衝動的に買いに走る。たまにデカ盛りのインスタント焼きそば。
身体に悪いものって、なんであんなにうまいんだろね。身体にいいものを取ろうとしても、後述の「やる気のなさ」が邪魔をします。

②最大限に睡眠を取ろうとする
とにかく眠いのだ。ひどい時は夜8時に寝床へ入り、朝7時に寝床から這い出るのを「開始」する。眠っている時が至高。休日は日中も寝ている。もちろん夜も寝る。

③何もやる気が起こらない
やる気は家出をしてしまいました。
家事も仕事もやる気がありません。
家事は、食事を作る気が湧かず、洗濯は週に1回にまで溜め込み、掃除なんてしない。ちなみに、白米は炊いて食べるが、炊飯器の釜は洗わずに使う。汚い。もちろん米は研がなくていい無洗米だ。
仕事は、職場に行くまでがひと苦労。行けばなんとかなる。寝床から這い出て、支度をするのが第一関門。ここで挫折するのが4割。支度後も、家を出るところで挫折するのが6割。挫折が意味するのは、欠勤である。
身支度もやる気がなく、入浴はフケなどが外から見えて臭いの気になる頭と顔以外はシャワーで流すのみである。もちろん、休日は入らない。

ところで、これらの状態を「溶けたナメクジ」と表したが、自らに絶望してダメさ加減を嘆き死にたくなり泣き散らしそこら辺に涙が垂れるので、塩をかけられ体内の水分が出るナメクジのごとくである。そのナメクジ同様、もう動けないのも溶けたナメクジ度が高い。ナメクジさんに失礼である。

ちなみに、これらの3つを網羅するとどうなるか。大食いの動かない奴である。もちろん太る。

失敗と対策の歴史

①ビタミンDサプリ
結果は、効かねえ。ネット上では効果ありとの声も聞くが、私には効かなかった。
心療内科の主治医に聞くと、効果はあんまり期待できないとのことである。(余談だが、セロトニンの元になる?とバナナを食べるのも効果ないんじゃない?とのこと)

②抗うつ剤ブースト(医師の指導のもとでの増薬)
すっげぇぜ医療の力。私にはドンピシャで効く。朝の目覚めから違う。シャッキリポンだぜ。しかしデメリットは限界(増やせる量)がある。あと、私の場合心のやる気は湧かなかったので、身体の元気な精神的ゾンビが出来上がる。こんにちゾンビ。

今後の展望

光治療?ができるなんかめっちゃ眩しいライトほしい。光で起こしてくれる目覚ましとか。思うに、年明け後に異変が起こるのは起床時の暗さ(太陽が昇っていない)が原因ではと考えている。
あと痩せたいね。年々の冬季の食っちゃ寝が祟って最大体重更新中だね。

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