長くいて、良かったこと
先のnoteでも何度か書いていますが、
私は転勤族の主人について各地を回る転勤妻です。
今住んでいる場所は、
転勤してきた中でも一際長く、
もう6年になります。
息子は生まれてすぐここに引っ越して来たので、
気持ちはすっかり「地元」のようです。
娘はここで初めて里帰りせずに産んだので、
産前産後といろいろな方に声をかけていただいて、
すくすく成長しています。
そんなこの街に、最近、待望の真新しい公共施設ができました。
歩きの私にとって、今まで30分はかかっていた道のりが10分以内に収まるのは、とてもありがたく、これから大いに活用していこうと思っています。
今日、初めてその場所を訪れ、展望台で街の景色を見てきたのですが、
ふと、
この街の移り変わりを実感しました。
私が引っ越したばかりの頃になかったもの、
あってなくなったもの。
建物だけでなく、
私が来る前からいて、送り出した方。
先に転勤してきては転勤していったお友達。
今いる転勤族ないし地元出身のお友達。
子育てと共に親育てもしてもらいながら、
この街をかっ歩した6年間。
ここに一生住むわけじゃない、という事はわかっているけれど、
今、それがとても「惜しい」。
そんな気持ちになりました。
知り合い0からスタートした生活は、
気づけば、たくさんの人に囲まれた暮らしとなっていました。
いつかこの景色を見にきた時、
「もうここに住まないんだな」と思う時が
そう遠くない未来にあるかも知れませんが、
親しみのある街になってくれた、この街を
私は忘れないでしょう。
たくさんの思い出がつまった、この街に。
澄み切った今日の青空に。
『ありがとう』!!
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