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息子と、かぶとむし


今、家にはカブトムシがいます。

オス2匹、メス1匹。

主人がいただいてきて、夫婦2人は

「おぉー!」と感嘆の声でしたが、

息子は虫が苦手。なので、

「怖い怖い…」という結果に。

わかっていましたが(笑)


それでも、折角なら子どもに自然に触れていてほしいと思うのが親心。

エサを与えて、様子を見る事にしました。

※カブトムシではなく、息子の。


①何故か動かない

カブトムシは夜行性。

つまり、彼の起きている間眠り、彼の寝ている時に起きる。

我が家に来て数日、動かない様子を見て、

「大丈夫?」と声をかける息子。

「夜行性なんだよー」というと、

「ヤコウセイって?」

そうか、知らないのか。

「夜に起きて、太陽が出ている時は寝るんだよ」というと、

「いいなぁ!(自分も)そうしたい!!」

…そうしたら、まず公園遊びは無理だよ、息子。


②妹に危険!!


幼稚園から帰った息子。

玄関で座り込む娘。

どうやら「もっと外に出たい」とご立腹。

「ほら、中に入るよー」と母が言うより、

「くっく?ほら、座って」という優しい兄がいい妹。

甲斐甲斐しく妹の靴を脱がせていると、突如娘が側にあったカブトムシの籠を触ろうとする…


と!!


「ダメー!!」


大きな息子の声。


「(妹が)危ないから!!

 ほら!怖い虫でしょう?!」


…いやいや、君が怖いんであって、彼女は大丈夫だから。キョトンとしてるし。


そんなカブトムシさん達は今日も狭い籠の中を動いています。



もう離してやろうかなーと言う主人に

「えー……ダメ。」

と言う謎の息子。


早めに自然へお帰りにさせたいです。


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