【メキシコ|プラヤデルカルメン】治安の良いエリア・悪いエリア
現在私たちはメキシコのカンクン近くにある、「プラヤデルカルメン(Playa del carmen)」というリゾート地に滞在している。
宿はモロッコの滞在と同様にAirbnbで借りているので、ホテルゾーンとはまた違うところに宿を取ることができる。
もし同じようにAirbnbで滞在する予定がある人や、家をプラヤで借りる予定がある人のために治安についてまとめておこうと思う。
プラヤデルカルメンは意外と広い
日本人を含めたアジア地域の方には知名度の低いプラヤだが、実はカナダやアメリカの人たちに人気のリゾート地だ。日本から見たグアムやハワイのような位置付けである。
最も有名な場所は「5th avenue(フィフス・アベニュー)」という観光通りだ。
「プラヤデルカルメン」で検索するとこんなモニュメントが画像でヒットするだろう。
後はビーチでエンジョイする写真とか
この周辺が5th avenueと呼ばれる通りだ。(具体的にはビーチは一本海側へ行く)
私たちもこのイメージしかない状態で「プラヤデルカルメン」に到着した。
小さな町という前置きも聞いていたので、この5th avenueを取り囲む形で街ができており、頑張れば歩いて色々なところへ行ける程度の大きさだろうと勝手に想像していた。
しかしプラヤデルカルメンは想像以上に広かった。
おわかりいただけるだろうか。
この地図で見えている範囲がプラヤデルカルメンである。5th avenueは緑の線を引いたところ。私のイメージでは、5th avenueがもっと広いイメージだった。
ということで、一言で「プラヤデルカルメン」と言っても色々なエリアがある。
では、距離間の説明をしよう。参考までに私たちが先日まで宿泊していた宿から観光通りの5th avenueまでの距離を紹介する。
宿は右上の赤い丸のところだ。
「結構近いよね?歩いて20〜30分で5th avenueまで行けるかな?」とか言っていたのだが、全然見当違いだった。
なんと、オレンジのルートでタクシーを使って15〜20分ほどかかる距離だった。もちろんこの距離をメキシコの炎天下の中で歩くのは不可能だ。完全なる誤算だった。
プラヤデルカルメン恐るべし、なかなかに広いことがわかっていただけただろうか。
プラヤデルカルメン全体の治安
さて、メキシコは治安の悪さが心配という方もいらっしゃるだろう。
そんな方のために、まずはプラヤデルカルメン全域で見た治安のレベルについて説明をぜひさせていただきたい。
というのも、プラヤデルカルメンはカンクンと並び、メキシコ屈指の超安全地域だからだ。
参考までに外務省が出している危険地域マップをご覧いただきたい。
マップ上で黄色やオレンジがついているところは、日本の外務省が「治安が悪いので注意すべき」もしくは「危険なのでなるべく行かないで欲しい」と勧告しているエリアだ。
一方、白いエリアは「問題なく旅行ができますよ」というエリア。
プラヤデルカルメンは右端の白いエリアなのでまず治安としては問題ないと言われている。
さらに、メキシコがカンクンとプラヤデルカルメンの治安維持には非常に力を入れているようで、観光地周辺には必ず警備や巡回の警官がいるので、事件に巻き込まれる確率はアメリカのNYなんかよりよっぽど低いと聞く。
このあたりの治安情報は、以下のブログに非常に詳しく記載があるので参考にしていただければ幸いだ。(私も参考にしてます、ありがとうございます)
日本人が滞在するときにオススメしないエリア
「プラヤデルカルメンが安全なのは分かったけど、そんなに広いなら治安だって全域が安全っていうわけじゃないでしょ?」と思ったそこのあなた。その通りです。
治安が良いとはいえ、プラヤデルカルメンでも日本人が無防備に歩くことはおすすめできないエリアがある。
こちらに来てから知り合った現地の(心優しい)メキシコ人から教えてもらった「住むのにオススメしないエリア」をぜひ紹介したいと思う。
長期で済む予定で、家を探していると伝えたところ「ここのエリアには住まない方がいい」と教えてもらったエリア名は以下だ。
・Villas del sol
・La guadalupana
・In House(※)
・Las Flores
・La colosio(※)
このエリアをGoogleマップで検索して、マーキングした地図はこちら。
この赤いエリアは「住まないほうが良い」と教えてもらったエリアだ。
また、先程のエリア名で(※)としたところはGoogleマップの検索ではヒットしなかった。もし見つけたら、この赤いエリア外でも避けてほしい。
そして黄色いエリアだが、(※)のエリアではない。ただ、なんとなく怪しそうなエリアだ。(ただの勘だ)
この辺は、Airbnbでも宿が出ていることがあり、非常におしゃれなプール付きコンドミニアムや一軒家が相場よりも安く紹介されている。
魅力的ではあるが、実情は「高級住宅エリア」と「ローカルエリア」がきっちり柵で遮断され、高級住宅エリアには24時間体制の警備員がいるという状況。
住宅エリアに入るには警備員がドアを開けなければ入れないという厳重警備っぷりであることから、その外のエリアが暗に危険であることを示しているように感じる。
実は私たち、心優しいメキシコ人に出会う前に今月の宿を取ってしまっており、今ばっちり「赤いエリア」内のコンドミニアムに住んでいる。
いやあ、失敗。(知り合いのメキシコ人にエリアを伝えたら「Ohhhhhhh」って言われた)
コンドミニアム内(警備範囲内)は非常に安全で、共有プールもあるし部屋も広く快適ではあるのだが、夜にフラフラと周辺の散歩には絶対に行けないな、という雰囲気が漂っている。
昼に買い物に行くのもちょっと女性1人は怖いかもな…(夫ひとりで行くのも実はちょっと心配)といった感じなので、ちょっと値が張るようでも、狭くとも、もう少し5th avenue側の宿を選ぶことを強くオススメする。
さて、4月中はこのなんとも不思議な安全地帯(柵の中)で過ごすことにはなりつつも、5月からは長期で観光地近くの宿を借りれたので、それまでは黙々とギグワーカーライフに勤しもうと思う。
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