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高齢者がポジティブな理由

高齢者がポジティブな理由を『The Atlantic』が紹介している。
 
男女ともに年齢が上がるにつれて、ポジティブな感情が増加する傾向がある(特に女性はより大きく、加速度的に増加する)。平均して、ネガティブな感情は、女性では年齢とともに予測通りに変化しないが、高齢の男性では減少する(ただし、その減少は既婚男性でより顕著であり、未婚男性の場合、ネガティブな感情は人生のどの段階でも高い)。
 
2013年の研究レビューによると、以下の高齢者の3つの感情スキルが、ポジティブな感情を増加させる理由だと分かった。
 
一つ目は、ネガティブな状況に反応することが少なくなる。
二つ目は、無関係なネガティブな刺激を無視することが若い頃よりも上手になる。
三つ目は、ネガティブな情報よりもポジティブな情報をより多く記憶するようになる。
 
高齢者はネガティブな感情が長続きしないことを知っているため、ネガティブな感情が湧いたときに意識的に無視することで、良い気分のスタートを切れることを知っている。
 
この記事を読んで、ポジティブな情報とネガティブの情報には量が存在することにはっとした。この記事で書かれているように、それらの情報を望まなくても受け取ってしまうため、受け取った後の操作能力が、ポジティブでいるために必要だと考えられる。私は三つ目のスキルである、「ネガティブな情報よりもポジティブな情報をより多く記憶する」が面白いと思った。多くのポジティブな情報を記憶することで、ネガティブの情報を記憶させないようにするスキルを身につけたい。

出典:The Atlantic


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