見出し画像

箱根駅伝2022出場校紹介(15)「早稲田大学」

都の西北にあるのが高田馬場で、そのまた西北にあるのが所沢というのが今回紹介する早稲田大学です。結構都の西北好きなんですよ。つべ置いときますね。

早稲田大学

1882年に佐賀藩の藩校「弘道館」にて学んでいた大隈重信によって、東京専門学校という学校名で設立されたのがルーツ。現校名になったのは1920年。日本の私立大学の中で、慶應義塾大学と同時期に設立された私学の雄。多くの政治家を始めとした財界人・芸能人・スポーツ選手を輩出しており、現在内閣総理大臣の岸田文雄さんは同校の卒業生。

また、ハンカチ王子として有名な斎藤佑樹さん、水泳選手の瀬戸大也選手は同校の卒業生。また、陸上競技においても多くの卒業生を輩出しており、プロ野球選手としても活躍した飯島秀雄さんや三段跳び金メダリストの織田幹雄さんも卒業生として知られる。

また、瀬古利彦さん・渡辺康幸さん・竹澤健介さん・佐藤敦之さん・大迫傑さんと長距離でもオリンピック選手を輩出しており、映画監督の篠田正浩さんもかつて箱根駅伝で2区を走った経験を持つ。

チームの特徴

2011年大会の3冠達成から早くも10年が経過しているが、中々タイトルに届かない時期が続く。一方で安定した成績を残している臙脂の名門。今回の面々は前回優勝校の駒澤大学からも警戒されるほどの布陣だ。
瀬古利彦さん・渡辺康幸さん・大迫傑さんと名だたるスーパースターを輩出してきた名門も2003,04年は16位と低迷していたが、その渡辺さんがコーチから監督昇格後は再び成績も向上。
渡辺さん退任後はコーチを務めていた相楽豊さんが就任し、現在に至っている。優勝候補の一角に挙げられながらも中々優勝までに至らないが、そのためにもWエースの奮起は不可欠だ。

男だろプレイヤー:鈴木創士
太田くん・中谷くんと今一つ波に乗り切れなかった前回の箱根でその流れを変えて見せたのが鈴木くんだった。4区で区間3位と好走を見せた鈴木くんは将来的に2区の候補にも入っているという。
太田くんが全日本に欠場した中、今大会も7区区間5位と安定した成績を残しただけに、もう一つ爆発できれば面白い存在に。

監督

相楽豊
箱根駅伝では5区と6区を経験し、4年時には早稲田大学の主将も務めたが負傷で走れないなど苦しい経験も。大学卒業後は教員となったが、2005年に前任監督の渡辺康幸さんに請われる形でコーチに就任し、フィジカルコーチとして選手たちのコンディションの向上に大きく貢献した。また、同郷ということからか駒澤大学の大八木監督とも親交が深い様子。
2015年に渡辺さん退任後は監督として実績を出し続け、7大会中6回のシード獲得に貢献。うち2度は3位以内に入っている。
全日本では前半に首位となった場面も会っただけに悔しい結果に。巻き返しに期待したいところ。

次は湘南乃風を巻き起こすぜ!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?