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初投稿!東大阪の長屋空き家を改修した話

初めまして。東京都市大学で建築を学んでいる修士2年の前芝と申します。
初めての投稿でnoteの使い方をまだ分かっていませんがこれまでの活動を紹介出来ればなぁと思ってます。これを機会に建築家を目指す私の事も知ってもらえればとも思っています。


きっかけ

東京都市大学の大学院に来る前は東大阪にある近畿大学にいました。今回は近畿大学在籍時に活動していた事を記事にさせて頂きます。そこでやっていたことは長瀬近大通り長屋再生プロジェクト「あきばこ家」です。このプロジェクトをやろうと思ったきっかけが建築学部で設計課題をやってきた人ならわかると思いますが設計課題はアンビルドです。どれだけカッコいいものを作っても建ちません。結局、先生の趣味によって善し悪しを付けられてしまうようなものでリアリティがないものに違和感を感じていました。もっとリアリティあるものを作りたいと思ったのが全ての始まりでした。そこである先生に相談しました。そうするとクライアントを見つけて下さり空き家を改修する事になります。

そこからメンバーを募り、私が代表を務め2人の友人(今はハウスメーカーと公務員で務めています)が副代表を務め、他に何人かのメンバーが加わり組織の体制が整いました。ただ何からやっていいのか全く分からず手探り状態でした。はっきりと手順を覚えていませんが建物を改修するにはお金が必要でした。ただこの場所を誰の為に作るのかから考えていたように記憶しています。場所は近畿大学の最寄り駅「近鉄大阪線長瀬駅」から近畿大学まで徒歩で約15分の間にある駅から3分の所です。

学生と地域の交流拠点へ

空き家の長屋は戦前に建てられた商店を構えつつそこで住む、従来の住宅形式です。東大阪は特にそういった場所で昔は下町で治安も悪く近畿大学の学生と地域の方との交流もほとんどなかったと地域の方から聞きました。むしろ地域の方は学生を牽制していたみたいです。昔の話なので今はそういったことが無いようですが。
クライアントは子供支援施設を経営している事から子供たちがふらっと立ち寄れる場所が欲しいと言っていました。そこで私たちは子供も遊べる場所を地域のイベントをたくさん招致して活気溢れる場所にしようと計画します。実際に近所の子供達は学校が終わっても遊びに行く所が無いと云って困っていました。

to be continued...

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