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約束のネバーランド第125話【約ネバ通信VOL.28】

約ネバ通信VOL.28です!
※ここからは最新のジャンプの「約束のネバーランド」の話をしますので、ネタバレが嫌な方は見ないことをオススメいたします。また、ここで書いていることは個人的な妄想や感想です。予めご了承ください。




と、いうことでいつも通り、ざっくりまとめから↓

【ノーマンと鬼達の交渉】
●会っていたのは「ギーラン卿」
⇒追放された元貴族が濃厚か?
⇒700年前に裏切られたらしい...?
●手土産に上級職員の頭を持参
「気が利くね、助かるよ」とのこと
「助かる」の意味が何となく分かる?
●ノーマンが求めるものと差し出すもの
⇒「戦力」と「全食用児解放と自治認可」
⇒差し出すもの「勝利と復讐の成就」
⇒ただ、これら全部嘘(表面上の同盟)
⇒お互いそれを分かっている
●ノーマンの本当の狙い
鬼と鬼をぶつけて「共倒れ」させる
⇒「ギーラン卿」はあくまで駒の一つ
●最後に笑うのは食用児だ
⇒ノーマンが怖い・・・


と、まあこんな感じですかね。



今週も面白かったですね~!


先週の予想(ノーマンが会っていた鬼は誰だったのか)は半分くらいあたっていた、ということにしておきましょうかね笑

ノーマンが、

「人肉に困らない生活を再び手にできる~」
※週刊少年ジャンプ14号P125より引用

と言っていることから、「人肉」に困っている。つまり、粗悪な量産肉などを食べ続けており、「形質保持能力」が弱まっている下級鬼達であることが確定しましたね(姿・形を見てもそうですね)。


ただ、「ただの下級鬼ではない」ことが明らかに。

お久しぶりです、突然の訪問
お許しいただき、感謝します
ギーラン卿
※週刊少年ジャンプ14号P127より引用


ギーラン卿!?!?


卿!?


ファッ!?



ええ、maesaquはこんなリアクションでした(笑)



そう、「卿」と言えば「バイヨン卿」
ここから察するに、「ギーラン卿」はほぼ間違いなく、「元貴族」だと思われます。その後のページでも裏付ける場面が描かれていましたね。

「追放!?」
一族もろとも野良落ちの刑に処す
「謀られた!!」
「我は無実だ、我々がなぜ下等種に」
「畜生、今に見ておれ、今にー」
※週刊少年ジャンプ14号P134より引用


「何故か?」はここでは言及しませんが、「誰かしらによって嵌められ、その(貴族の)座を奪われてしまった」ということなのでしょう。


要するに、ノーマンは「人肉の安定供給」に加え「復讐の成就」という餌をぶら下げたわけです。「ギーラン卿」としては、上記「今に見ておれ、今にー」というセリフからも「王家と現在の五貴族に恨みを持っている」ことは間違いがなく、「復讐をやり遂げたい」という意志は確実にあるはずです。


相手が納得するような「メリット」をしっかり提示しつつ、こちらの要望も飲ませる、「さすがはノーマン」と言ったところでしょうか。また、「手土産」をきちんと持っていくあたり、ネゴシエーターとしての役割をキッチリ果たしており、良かったのですが、あまりにも出来過ぎていて、「どこぞの一流ビジネスマンだよ!」とツッコミを入れてしまいました(笑)


ただ、諸々交渉してはいましたが、結局、お互いの腹の中は分かっていて、「互いに利用し合う、表面上の同盟である」という所で今回は終わりました。


それにしても、

最後に笑うのは、
食用児(ぼくたち)だ

※週刊少年ジャンプ14号P141より引用

このセリフのノーマンの顔、怖かったですね~。もう僕らが知っている、昔のノーマンではなくなってしまった感じですよね・・・。この顔からも「エマとの対立」というのは避けては通れない気がします。



はい。



そして、個人的に今回気になったのは下記2点です。

①「手土産」に対する反応
②「五摂家」の「摂家」という表現


①の「手土産」ですが、ノーマンとギーランの会話はこうでした。

ノ:先日潰した量産農園の
  上級職員です
  よろしければ後で皆さんで
  召し上がって下さい
ギ:気が利くね、助かるよ

※週刊少年ジャンプ14号P128より引用
※「ノ」はノーマン「ギ」はギーラン卿


この「ギーラン卿」の「助かるよ」というセリフ。これは粗悪な肉ばかり食べ続けているであろう彼らにとって「助かる」、つまり、「形質保持能力」の弱体化を少しでも止める効果があるのではないか、ということです。


更に言うと、この上級職員は「知性鬼」であると考えられるため、以前、ソンジュとムジカの記事で書いた「知性鬼を食べれば(人間を食べなくても)問題ない(形質保持できる)」という考え方と繋がってくる、という妄想もできるのです。


ただ、そうなると「ソンジュが追手鬼を食べた」と仮定した場合、「頭部」だけ残っていた理由がよく分かりません↓

「約束のネバーランド6巻P180より引用」©︎白井カイウ・出水ぽすか

なぜなら、今回ノーマンが持ってきていたのが「頭部」だからです。


あくまで、maesaquの妄想でしかありませんが、「形質継承」と「形質保持」には「脳」が関係している気がします(ここについては色々ややこしいので、見落としてたり、間違ってたりしたらすみません・・・)。


なので、ソンジュは「形質継承」したくなかったがために、「追手鬼の脳を食わなかったのではないか?」「形質保持」だけなら「体」でけ食べれば済む、ということなのかなと、勝手に解釈しているのですが、書きながら訳が分からなくなってきました(そもそも鬼に脳ってあるんだっけ笑?、とか)。



ここについてはもう少し落ち着いて、整理して考えたいと思います。笑



そして②の「五摂家」の「摂家」という表現について。


ここはただの疑問なので、そこまで深くツッコミは入れないのですが、なぜ「五貴族」ではなく「五摂家」という、なかなか聞きなれない表現を使ったのか。単純に「ノーマンが言うセリフとしてどうか」という所なのかもしれませんが、個人的には気になったポイントでした。


「摂家」でググると難しそうなワードがいっぱいでてきたので、誰か歴史が得意な方、教えてください!笑
もしかしたら、「現代の歴史」を紐解くことで「ギーラン卿」が追放された理由が分かるかもしれませんね。



さあいよいよノーマン計画も始動していくわけですが、ここからどう動いていくのでしょうか。具体的なスケジュールは語られなかったので、一旦アジトへ引き返す形になりそうですね。


もしくは、「駒の一つ」という表現から、この後、ノーマンは「別の駒」の元へ向かっているのかもしれません・・・
いずれにしても楽しみです!!



ということで、いつも通り尻すぼみ感がハンパないですが、今回はこの辺で終わりにしたいと思います。


また気付いたこと等があれば都度更新していきます。


拙い文章ですが、最後までお読みいただきありがとうございました。


それではまた。

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