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約束のネバーランド第129話【約ネバ通信VOL.32】

約ネバ通信VOL.32です!
※ここからは最新のジャンプの「約束のネバーランド」の話をしますので、ネタバレが嫌な方は見ないことをオススメいたします。また、ここで書いていることは個人的な妄想や感想です。予めご了承ください。



いつも通り、ざっくりまとめから↓

【ノーマンサイドの描写】
●シスロらと合流するノーマン
⇒地下の実験室?的な所へ
⇒鬼の死体や頭部、脳を保管?
⇒ラムダで相当情報収集していた
●エマ達の話を伝えるノーマン
⇒ただし、計画に変更はない
●発作が出るバーバラ
⇒ラムダ出身者は発作がでる模様
⇒ノーマンも同じかは不明
●ノーマンは仲間全員救いたい
⇒喜んで神にでも悪魔にでもなる…
次号へ・・・

こんな感じでしょうか。



今回、特に大きな進展はありませんでしたが、いくつか判明したことが↓。

①アジト地下には「鬼」が様々な形で保管
 ⇒「鬼」についての調査量が分かる描写
②ラムダ出身者は「発作」が出る
 ⇒頭が割れるような痛みを薬で制御
③GRはGV同様地下にある可能性がある
 ⇒人工照明がうっすらと見える


①:ラムダを通じて、ノーマン達は「鬼」についてかなり調査をしていたことが分かりました。それもかなり無慈悲に。以下ノーマンのセリフです。

これがここ…Λの研究データ?足りないな
やはり殆どが食用児の記録
鬼が何を食べ、どう変異し、どう再生し
どう退化し、どう死ぬのか
鬼(きみたち)のデータが全く足りない

※週刊少年ジャンプ18号P66-67より引用



②:ラムダ出身者はどうやら「発作」が定期的に出るようです。これは実験を繰り返し行われたが故の症状なのでしょう。しかもヴィンセント曰く、「ここ数日で更に間隔が狭くなってきている」とのこと。「私達全員」という表現は「ノーマン」も含んでいるのか、気になる所です。果たしてここが今後のノーマン計画にどう関わってくるのか。

薬の量も増えた、頻度だけじゃない
症状も悪化し始めている
思いの外、我々にも時間が
ないのかもしれない

※※週刊少年ジャンプ18号P61より引用



③:GRでのバーバラの幼少期が描かれていましたが、空にはGPと同じく、「人工照明」がうっすらと描かれていました。これはGRが地下にある農園と捉えて問題ないでしょう。ヴァイオレットのいたGVにもあったようなので、もしかするとGF以外の農園は地下に存在するのかもしれませんね。

「約束のネバーランド9巻P152より引用」©︎白井カイウ・出水ぽすか



今回はノーマンの気持ちに焦点を当てた回になっていましたが、やはりノーマンは独自路線(計画の遂行)を徹底して歩むようです。最後のセリフは狂気に満ちあふれていました・・・。

僕は迷ってなどいない
全て僕が始めて、僕が手を下した
全部僕が背負うべきことなんだよ

(一部省略)
僕に悔いはない
救いたい、僕はエマ達もシスロ達も
仲間全員(みんな)を
そのためならばね、
僕は神にでも悪魔にでも
喜んでなるよ、エマ

※週刊少年ジャンプ18号P68-69より引用


やはり、ノーマンは一人で行ってしまうようです。エマ&レイ達はそんなノーマンを止めることができるのか。ここは一つの見どころになってくると思います。



今回を見て、個人的に思ったのは「テンポが遅い・・・」です。正直嫌な予感はしていたんです。


読者の興味を引き付けていた「鬼の正体」や「ムジカ」について、ある程度の種明かしが終わってしまった今、読者を引き付けているのは「どう終わるのか」「七つの壁とは?」ぐらいしかありません。要するに「ヒキ」が弱いんです。ある程度の方向性が見えてしまった今、「次はどうなるんだろう・・・?」というワクワク感が減ってしまっているんですね。


「白井先生がとんでもない隠し球を用意している!」と思いたい気持ちでいっぱいのmaesaquですが、「もしかしたら、もうないかもしれない」という思いも正直あります。


もし、後者なのだとしたらテンポを速めて終盤に向かって欲しいですし、そうではなく「隠し球」があるのであれば、その片鱗でもいいから見せてほしい。そんな複雑な気持ちです。まぁ今は我慢の時なのかもしれません…。こう感じているのは僕だけでしょうか?



次週、物語の進展があることを期待して待ちたいmaesaquでした。



今回はかなり短いですが、ここで終わりにしたいと思います。


また気付いたこと等があれば都度更新していきますね。


拙い文章ですが、最後までお読みいただきありがとうございました。


それではまた。

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