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世界のKAIGO、日本のKAIGO

とあるFacebookのオンラインイベントに参加しました。

「世界をつなぐKaigoカフェ@オンライン 韓国×フィリピン×ベトナム~アジアの介護と可能性~」

日本は高齢化が急速に進んでいて、社会問題になっていますが、
世界でも同じような状況になっています。

そんななかで、韓国やフィリピン、ベトナムで介護の仕事をしている日本人の方々が、お話をして下さり、

交流ができるというイベントだったのです。

登壇者は各国からの参加で、オンラインならではのイベント!!
いい時代になったものです。


参加してみて感じたことは、、、

日本独自とも言える「自立支援」とよばれる
その人らしさ、生きがいなどを大切にしよう

という介護は、

世界でも応用ができる「
日本のKAIGO」
ではないかということ


お世話をする介護では、本人が「まだまだできること」
を奪ってしまうということで、日本の介護ではしないようにしよう

と教えていたりしますが、
アジアの介護現場では、お世話型も多いよう。

また、認知症老人は家から出さないような国もあったりするようです。


老人たちに「できることや、やりたいことをしてもらう」
そんな働きかけをして、笑顔を産み出している事例も発表されていて、

日本の介護が目指そうとしていることは、
世界にも届けられるものなんだな
、と嬉しくなりました。


一方で、国内の介護現場を見たときに、、、

職員都合で動いていたり、
「立っちゃだめ!」と言っていたり、
寝かせ切りにしていたり、

そんな現場もまだまだあります。。。
理想とはほど遠いことも、、、ありますね。


とはいえ

自立支援、利用者本位の「日本のKAIGO」は世界に通じそうです。


海外でも通じる、というキーワードで、
日本の介護従事者が自信を持てるような気がして、

世界に通じる日本のKAIGO!!


という視点を多くの人が持てるといいな、と思いました。

また、新型コロナについて
海外のように高齢者施設でのクラスター感染を起こしていないことも含め、


日本のKAIGO、世界でもイケてるで!!

ということは知っていてもいいと思います。



欧米では寝たきり老人はいないといいます。

アジア諸国の今後の介護が、欧米のように
口から食べられなくなれば自然死という流れになるのか、
日本のように”胃ろう(胃に穴を開け栄養を注入すること)”で延命するか、

いずれが主流になるかわかりませんが、
仮に日本式になった場合には、

「寝たきりの方でも、快適に過ごせる寝る姿勢をどうやって作るか」
というような介護技術は活かせるでしょう。


車椅子などが不足しているという話もありましたが、
そのあたりの福祉用具についての知見なども活かせそう。


様々な「日本のKAIGO」が、
世界で必要にされる場面はありそうな気がする。

日本の介護がグローバル展開することも
あり得るのかもしれません。

う~ん、ワクワクする☆★

もっと、海外も含めた幅広い視点で、
介護のことを捉えてみたいな、と思えたステキなイベントでした♬





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