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介護職の価値

介護は、看護との違いを考えてみると、、

看護は、病気やケガを治すお手伝いをする、医療のサポート役
介護は、生活のお困りごとをお手伝いする、生活のサポート役

て感じかと。
そして「生活」って、幅が広い。

寝ること、食べること、しゃべること、動くこと、トイレに行くこと、
遊ぶこと、仕事すること、買い物すること、

恋をすること、エロいことすること
育児をすること、近所付き合いをすること
テレビを観ること、本や漫画を読むこと、ゲームをすること

まだあるかな、、、(笑)

書いてみると、やっぱ広いな!


介護を語るとき、、、

・3大介護(メシ、クソ、フロ、某先生の表現(笑))

と、

・その人がしたいことをしてもらう介護
・地域をデザインする介護
・お楽しみもお手伝い

などなどの、QOL(生活の質、どう生きたいか)重視な思想

との2軸になることが多い印象です。


介護って、目の前のジジババの困りごとだけでなく、楽しみも地域交流も、、、

求められること多すぎ!!
と感じる人もいると思います。

すべて、介護職に求めるのは無理ゲ~かも?


しかし、メシ、クソ、フロに困ってる人が、
「生きがいを持ちたい」とか「街に出ていく」という気持ちになれるか。。

トイレが心配だから、出不精になって出かけなくなる人もいたりする。

つまり、
3大介護が生活の大元なので、絶対的に重要!!

そこがある程度クリアになるからこそ、
QOLに向かうことができるんだと思います。

つながってる☆
どちらかに偏っちゃイカんのだと思います。

素人の人も介護の世界へ、、、


介護の仕事をしていない人も
介護に関われて、お金ももらえるサービスがあります。

隙間時間で介護施設のレクリエーションやお話を聴くこと、
食事の配膳下膳など、介護を学んでなくてもできる仕事を、
隙間時間にできるサービス「スケッター


介護は保険制度なので、公共性が高いため、
趣味のことなど、生きていくために必要な最低限度の部分(3大介護など)しかできないけど、

登録している人に実費支払えば、
やってもらえる千葉の「ヘルパーリンク


これらのように、介護の素人さんも、生活の困りごとに関われる仕組みが民間から出てきている。


介護に関係する人が増えれば、
幅の広い「生活の困りごと」に届く人が増える。

介護職だけでは、どうやても無理だし、
例えば、植木屋さんが登録していれば、庭の植木の手入れをしてもらえる。


合理的だわ♪♪


そうしていくと、、、

介護は細分化されていくのかも??


介護が細分化されるなら、
これからの介護職は、

身体介護、リハビリ的ケア、認知症ケア
がメインになるのかも?



生活の困りごとを、トータルにできるマルチプレーヤーは、
殆ど見たことない。。。

まして、そんな人材を育てるのは至難の業。


なので細分化と、関係する人を増やす
のはあるべき道か?


とにかく、関わる人が増えないと難しくなる。

さらに、介護職が全部しょい込まなくても良い仕組みになれば、
みんなハッピーかもしれない。


介護職の価値とは、、、


介護の知識や技術は、今後とても貴重になる。

いや、すでに貴重だ。


こないだ、話をした人は、
祖父の介護を在宅でしている。

ご自分では対処できない状況(床に寝てるのを起こすとか、大変なオムツ交換など)でも、ヘルパーさんがサラリとやってのけるんだと。


「介護の人って、ほんとスゴイ!なかなかできることじゃない」

介護に関わったことのある「専門職でない人」から、
こんなこと言われた経験は、介護職の人なら1度や2度ではないと思う。


実はスゴイ仕事なんです。


収入の点が、この価値に追い付いていない。

そこは、、、むむむ、、って感じですが、
国全体を考えたりすると、簡単に給料上げろ~とも言えない。

けど上げて欲しい、、、な♬

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