介護ロボットと共存?
仕事って大変ですよね。
できれば遊んで暮らしていたい(笑)
ロボットが働いてくれて、自分は遊んでいられたら、、、
それは無理でも、少しでも楽になればいいですよね♬
もしくは、電卓が計算をやってくれるように、
「人間よりも得意なこと」をやってくれてもいい。
そう!
ロボットも「道具」、「ツール」なわけだから、
うまく活用すればいいんだと思います♬
しかし、そもそも介護ロボットって何??
人型ロボットがオムツ交換するの?
たしかに恥ずかしいことだから、
ロボットならいいのかもしれない、、、
しかしさすがにそれは無理でして(笑)、
いま言われている介護ロボットは、以下のような内容のものです。
http://robotcare.jp/jp/priority/index.php
介護ロボットポータルサイトより抜粋
ロボットというと、どうしてもガンダムとかドラえもんとか
2足歩行のロボットを連想するでしょうけど、
いわゆるツールっぽいものが多いですね。
・利用者さんにとって便利なモノ(直接装着したり操作するもの)
・介護する側にとって便利なモノ(見守り、業務支援)
・お互い便利なモノ(移乗介助、入浴支援、排泄支援)
ポータブルトイレという、ベッドからトイレまでの移動が困難な方が、
ベッドのそばに設置できるトイレがありますが、
排泄した排泄物の処理をスイッチ一つでやってくれる介護ロボットを使ったことがあります。
これは便利だな!と思いましたし、
移乗介助は腰を痛めやすい場面ですが、
介護ロボットが助けてくれるなら、とても助かります。
施設向けの見守りシステムもとても便利!
寝ている人の、呼吸、心拍、睡眠状態までわかるモノ
動いた、転んだなどを天井のセンサーで検知して知らせてくれるモノ
これらがあれば、部屋に行かなくても状況が把握できる♬
厚労省や経産省が介護ロボットを推進していますが、
「介護現場の生産性向上」
「データに基づく科学的介護」
などを打ち出しています。
人がいないし、少なくなるので、
少ない人員でも業務を回せる必要があります。
介護職の「経験」や「勘」より、数値化されたデータ
を活用しようということなのだと思います。
そうすると、、、
介護職の仕事って?
・ロボットの示したデータに従うこと?
・無駄なことをしないで、排泄、入浴、食事、移動、移乗といった
身体介護に特化するということ?
使い方を間違えると、
ロボットなしでは、利用者さんの変化にも気づけなくなるかもしれない。
介護は「観察すること」がとても大切な仕事だと思います。
ちょっとした変化に気付けるから、
先回りした対応ができる。
その「気付けること」を、ロボットに業務委託してしまうと、
専門性を放棄することになるように思います。
やはり、モノは使いよう!!
なんのために使うのか
人には収集できないデータを活用することで、
観察力を補ったり、新しい情報を得られるのなら、
より利用者さんを知ることができる♬
目的を「職員が楽をする」
にしてしまうと、介護職の専門性は下がる一方になりそう、、、
なぜそれを使うのか
そこが介護ロボットを使う上では、とても重要な気がする。
なので、介護ロボットを使いこなせる人材が必要になりそう。
上手く使えば、いいならば、
使わない手はない。
これからの介護は「ロボットとの共存」
というSF映画のような時代に入りつつあるんだなと思いました。
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