私が付き添い登校をやめた3つの理由
登校拒否をきっかけに息子の発達障害が発覚。
ASD(自閉症スペクトラム)子育て中のマエリンです。
「ママも一緒にいて」と言うので、息子が授業を受けいるあいだ廊下で待機することがありました。
私が廊下にいると息子は安心して授業を受けられたそうです。
でも、付き添い登校はやめました。
今回は付き添い登校をやめた3つの理由についてお話します。
付き添い登校をやめた3つの理由
・先生と信頼関係ができた
・教室以外にも居場所ができた
・限界がわかりにくい
詳しくはこのあと説明します。
先生と信頼関係ができた
まず、なぜ付き添い登校をすることになったのかというと…
1年生で登校拒否するようになった息子は、担任から「学校に慣れる努力が足りませんね」と言われました。
フルタイムで学校にいるのは無理そうだったので、
「今日は1時間目だけ」とか
「3〜4時間目だけ」とか
少しずつでも学校に慣れるように、遅刻や早退をしてでも毎日学校へ行かせるようにしました。
しかし、担任は遅刻や早退することをよく思っていなかったので、ある日帰りたい息子を引き止めるために15分くらいクラスメイトの前で説教したそうです。
この時、息子は「一度学校へ行ってしまったら、もう帰らせてもらえない」と思い、行きしぶりはもっとひどくなりました。
そして「ママも一緒にいて」と言うようになったのです。
当時のブログはこちらです↓↓
2年生に進級すると「無理せず来れる分だけでいいよ」と言ってくれる担任に代わりました。
しかし、息子はすぐには信用しませんでした。
何度も付き添い登校をして「ママもう帰っていいよ」と息子が言うようになった時、あぁ息子はこの先生を信頼できるようになったんだなと思いました。
帰りたいと言った時に、ちゃんと帰らせてくれる。
息子は安心して登校できるようになりました。
教室以外にも居場所ができた
感覚過敏のある息子は、音に敏感です。
クラスメイトが騒いでいる声や鍵盤ハーモニカの音が苦手に感じる時がありました。
音が原因でイライラしたり癇癪を起こしそうになった時は、校長室でクールダウンさせてもらっています。
息子は校長室が大好きです↓↓
限界がわかりにくい
付き添い登校にはデメリットもありました。
私が廊下に待機しているだけで学校にいられるなら「よかったよかった」と思っていたのですが、付き添い登校中に息子が突然癇癪を起こしたことがありました。
付き添い登校→安心ではなく
付き添い登校→私がいないと無理なくらいギリギリの精神状態でした。
そして、そんなにギリギリの精神状態なら帰った方がいいと思ったのです。
付き添い登校はしない方が良い?
じゃあ最初から付き添い登校しなければよかったのかと聞かれたら、私は「やってよかった」と答えます。
付き添い登校をしていなかったら、息子は学校に再び興味を持たなかっただろうし、昼休みに友達と遊びたいっていう息子の願いも叶わなかったと思います。
だから、することなくて廊下でボーッとしていた私の付き添いも無駄ではなかったはず…。
同じように付き添い登校している親子がいたら、お互い無理せずほどほどに頑張りましょうねと声をかけたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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