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『語らい座 大原本邸』で帝王学を学ぶ

週末に、新幹線に乗って、倉敷に観光に行ってきました。
倉敷は大好きな町で、特に美観地区には何回か行っています。

ちなみに倉敷駅は大きな駅で、とっても便利です。
美観地区(徒歩10分)という観光地で有名ですが、
駅前には、天満屋(デパート)、アリオ倉敷、三井アウトレット
パーク倉敷、そしてバスで8分のところにイオンモール倉敷があり、
買い物にとても便利な大きな町です。

初めて美観地区に行ったときは、もちろん大原美術館に行きました。
今回は、今まで行ったことのない
『語らい座 大原本邸』という、大原美術館を作った大原家の旧住宅に
行ってきました。

大原家は、クラレやクラボウの創業者で、倉敷の経済や文化の発展などに
尽くしてきた家系です。
どこの家もそうですが、代々家系を継ぐのは大変なことだと思います。
生まれてきた子どもも、家を継ぐことを前提として育てられ、期待され、
いかに優秀な家系でも、大変なことがあったのではと思うのです。

この写真は入館してすぐの場所で、大原家の人々が子どもに言った言葉が
並べられています。
「きさまのような奴では大原家は継げぬ」
「どうだ、俺を乗り越えられるか」
という厳しい言葉もあれば、
「子孫というものは、祖先を訂正するためにある」
というエールを送るような言葉もあります。
特に有名な言葉である
「十人のうち七人も八人も賛成するようなら、もうやらない方がいい」
は、本当に名言だと思います。

この後の部屋では、親から子どもへの手紙などが映し出されます。
親が子に対し、愛情を持ちながらも、家系を継ぐ者として
厳しく教育しているさまが分かります。


中にはブックカフェがあり、美味しいコーヒーとお菓子(フルーツケーキ)を頂きました。
奥には離れがあり、大原邸の庭を見ることが出来ます。
今は紅葉でとても美しかったです。



この『語らい座 大原本邸』は、子どもの教育に関心がある私には
本当に興味深く、長居をしてしまいました。
帝王学や教育に興味がある人には、とてもお勧めな施設です。

ちなみに、私自身は会社などを継ぐこともないですし、
子どもに残すものがあるわけではありません(笑)。
ただ、教育、特に子ども(生徒さん)に掛ける言葉を
日頃いつも考えているので、
この施設では得るものが大きかったように思います。

次回、美観地区に行って、歩き疲れた時には、
ここで美味しいコーヒーを飲みながら、
のんびりしたいと思っています。

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