マンネリズム

つまらない映画よりも現実はただマンネリね、大好きなメロン記念日の曲、『赤いフリージア』のワンフレーズだ。

マンネリって日本語だとなんて言うんだろう?とくだらないことをいきなり疑問に感じたので、調べてみた。

どうやら直接的に対応する言葉はないらしい。マンネリは「マンネリズム」の略だそう。マンネリズムは、芸術家が一定の技法や型を繰り返すことで独創性や新鮮さを失うこと、とある。

マンネリズムの説明文に興味がわいた。芸術家って、ある程度自分の型みたいなものがあると思う。その型みたいなのが確立しているのが、芸術家としての個性とか独創性だと思っていたから、芸術ってもう何?非常に混乱。ピカソやゴッホなんかはマンネリズム無さそうだけど(彼らの絵のスタイルは時代によってものすごく変化する)、他に著名な芸術家は、マンネリズムは少なからずあるだろうなあ。
 
でも芸術家をアーティスト(芸術家の和訳やん、って感じだけど、今の日本だと楽曲関連の人限定でこう呼ぶ傾向があると思う)に読み替えると途端にしっくりくる。デビューしたては尖ってたバンドが売れ始めると、大衆向けの当たり障りのない曲しか出さなくなった、とか。多分マンネリズムはこういうニュアンスなんだろう。

マンネリズム、ね〜。

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