【公務員試験】これまでのあゆみ

公務員試験がすべて終わったので、今までのあゆみを振り返ろうと思います。最初に言っておきますが、公務員志望の人の役に立つ情報を書くわけではありません!!!わたしの思い出noteなので、そのへんはよろしくお願いいたします。

大学1年生の時には公務員を目指すことを決めていました。理由はとにかく、安定です。「公務員も安定してない」と言われていますけど、それでもほとんどの職種よりは安定していると思います。給与がそれなりによく、あとローンが組みやすいという点が魅力的だと思いました。目指すきっかけなんてそんなもんです。

公務員を志したのが大学1年とか言いながら、本格的に勉強し始めたのは、大学2年の3月です。これでも他の人と比べるとだいぶ早かったと思いますし、実際余裕を持って取り組めていました。

大学2年
3月→憲法、数的推理開始

大学3年
4月→ミクロ経済開始
5月→政治学開始
6月→遅れを取り戻す期間
7月→判断推理開始
8月→民法、日本史、世界史開始
9月→文章理解開始
10月→空間把握、マクロ経済開始
11月→遅れを取り戻す期間
12月→社会学、行政法、行政学開始
1月→資料解釈、生物、化学、地学開始
2月→論文、財政学開始
3月→時事、社会科学、地理、思想開始

大学4年
4月→大事なところをルーズリーフにまとめたやつを気が向いたら見て、あとは寝る
5月→専門記述だけ、裁判所筆記終了後から面接対策
6月→筆記は何もしていない、面接対策だけ

捨て科目は物理、国税専門官のみで使う商法、会計学、あと財政学も途中でやるのが面倒くさくなったので、ほぼ捨て科目的な扱いでした。

めっちゃ計画的に見えますが、実際はこんなに綺麗にできていた自信がないです。サークルやバイトもありながらの試験勉強だったので、全然勉強をやらない日もありました。だから6月とか11月は遅れを取り戻す期間にして、全然終わっていない分野とかをやっていました。

特に計画通りいかなかったのはミクロマクロですね。わたしの脳みそでは理解及ばず、全然うまく進みませんでした。試験本番でもミクロマクロは選択しないように心がけてましたからね。

あ、25卒の公務員は結構変わると思いますよ。国家公務員の試験科目が変わるらしくて、世界史日本史とかやらなくて良いんでしたっけ?よくわかんないですけど、知識系の分野は自身の志望度によって、力の入れ具合を変えていくのが良いと思います。わたしは数的処理がてんでダメ(それでも本番の数処は6割とれるようになった)だったので、知識系科目はかなり力を入れていました。

公務員試験の筆記は、6割とれていればパスできます。ですが、個人的には「6割を狙わない」というのが、筆記パスのポイントだと思います。昔からよく思っていたんですけど、最初から何割って狙っていくと、その下しかとれなくなっちゃうんですよ。わたしは加減がわからないタイプなので、結構本気で満点を狙っていました。そうしたら絶対筆記はパスできます。ただ、それは非効率でもあるので、早め早めに勉強しておくか、それなりに取捨選択するか、自分に合ったやり方を見つけていくのが良いんじゃないでしょうかね。

筆記への力の入れ方は、志望する団体によって変えていくのが良いと思います。国家系は筆記の比重が高い傾向がありますが、地方系は面接の比重が高いです。国家系の面接はA〜E評価で、Eのみ足切り不合格ですが、ほとんどの人がCです。ただ同じ面接C評価でも、筆記がギリギリだと試験に落ちるということがあるので、特に国家系志望の人は、筆記を頑張るのが良いと思います。

4月はほとんど勉強していませんでした。3月末にすべてのテキストを復習して、要点をまとめたルーズリーフを作っていたので、それをたまに見て、あとは寝ていました。

試験にもこれしか持って行きませんでした。何かテキストをコレ!って持って行くよりも、とりあえず全部これに書いてあるっていうノートを持って行く方が、わたしにとっては安心材料になりました。

受けた試験種の一部です。

国家一般職 教養→28/40、専門→31/40
国税専門官 教養→28/40、専門→27/40
裁判所   教養→31/40、専門→22/30

こんな感じで、6割を超えることができました(出してない試験種も6割を超えたんですけど、規模の小さい団体は出さないでおきます)。国税はノータッチの会計学が8問ある上に、ミクロマクロを解かざるを得なかったんですけど、勘が当たって救われました。

論文についても少し振り返ります。論文対策は2月から始めました。わたしは人を惹きつける文章を書けるわけではないですけど、文章を書くことは苦手ではないので、論文は結構とれていました。文章の構成をあらかじめ考えておいて、あとは論文のテーマごとに現状、提案する施策をまとめ、ファイルにしていました。テーマは子育て、デジタル化、高齢者福祉、、、といった感じで15個ほど考えたんですけど、国家一般職の論文では考えていたテーマが見事に出ませんでした。そのような事態になっても、正しい日本語を使って、自身の論理的な思考から導き出される施策を書ければ、足切りされることはないと思います。あと、そういうテーマが出たときは、大体みんな書けてないので、自信を持って書いていました。

5月の裁判所の試験が終わってから、本格的に面接の対策をしていきました。まずは自己分析を徹底的にやりました。ツールに頼りすぎるのは良くないと思いますけど、個人的に役に立ったのは16personalityの診断です(俗にMBTIとして知られていると思います)。そこで出てきた診断結果をもとに、自己PRを組み立てていくと楽でした。アルバイトやサークル、ボランティアやゼミナールなど、過去の様々なエピソードを引っ張り出して、自己PRをつくっていきました。もちろん、診断結果のすべてが自分の性格に当てはまることはないです。ただ、当てはまらないからいいやではなく、なぜ当てはまらないのかを、明確に言語化するようにしていました。自己分析や面接については、また別に振り返りnoteを書きたいと思います。

個人的に、国家系の面接対策は楽でした。例えば裁判所だったら裁判に関すること、国税専門官だったら税に関することといったように、仕事内容が決まっている故、話すことも限定されるからです。公務員試験の面接では、民間よりも目立ったことを言う必要がないので、話題が限定されている方が話しやすい気がしました。だから地方自治体の方が面倒くさかったですね。防災、子育て、高齢者福祉、市民税など、仕事が多岐にわたるので、対策にもかなり力を入れる必要がありました。あと、地方系の方が面接重視の傾向がありますしね。

面接は友だちと練習をすることがほとんどでした。予備校でも面接対策があったのですが、予約が全然取れないので、キレ散らかした挙句放置していました。友だちと話しているだけだったら、本番面接官と話すの大丈夫?と思われるかもしれませんが、わたしは大丈夫でした。わたしは基本的にオジ受けが良いですし、面接になると謎のアドレナリンが出て、むしろ軽妙なトークができるからです。わたしにとっては、友だちと練習できたことはデカかったですね。一人で就活やっているんじゃないという安心感が得られて、メンタルをギリギリ保つことができました。だから就活において、一緒に頑張ってくれる友だちの有無は、めちゃくちゃ大事な気がします。

こんな感じで、大学2年の3月から戦ってきた公務員試験は、大学4年の8月で終わりとなりました。今後は試験科目ごとにnoteを書いて、振り返っていこうと思います。たぶんクソおもんないと思うんですけど、まあコイツ頑張ったからしゃーねーな、と生あたたかく見守ってくださると幸いです。

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