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幸せになる秘訣は「推し」を作ること



わたしは現在、本業は実家の家業で事務をメインに働きながら、副業でオンライン秘書をしています。


今回は「推し」を作ることで幸せになれるよ!というお話を書いてみます。

毎日なんだか心が満たされないなぁ。とか、もっと幸せになりたいなぁ。と思う方は、ぜひ読んでみてください!

「推し」とは?

人やモノを薦めること、最も評価したい・応援したい対象として挙げること、または、そうした評価の対象となる人やモノなどを意味する表現。

国文法的には「推し」は動詞「推す」の連用形、あるいは、「推す」の連用形を単独で名詞として用いる表現である。

近年の美少女アイドルグループのファンの中では自分の一番のお気に入り(のメンバー)を指す表現として「推し」と表現する言い方が定着しており、昨今ではドルヲタ界隈の用語の枠を超えてアニメキャラや球団を対象に「同種のものの中ではこれが一番好き」という意味合いで広く用いられるようになりつつある。
(出典:Weblio辞書)



Weblio辞書にもあるように、好きなものを「推す」という動詞が、名詞に変わった形。元はAKBグループなどで「推しメン」という言葉が流行り、世代や分野問わず、広く伝わっていった印象です。

語源からすると、推し=アイドルと思われがちですが、今では、俳優・アイドル・YouTuber・キャラクター・作品など、多岐にわたって使われています。


わたしにも推しがいます。

わたしの場合、小学生のころからジャニーズアイドルが好きで、その流れで成長とともに移り変わりながらも、未だに好きで応援しています。


ジャニーズの場合、自分の推している人のことを「担当」と言う文化があり、「わたしは○○くん担当!」と使うのです。知らない人からしたら、不思議な言い回しですよね。



「推し」の良さは距離感



この類の話をすると、よく「推しと好きはどう違うの?」と聞かれます。


例えばジャニーズに好きな人がいて、彼氏が「俺と○○(←推し)どっちが大事なんだよ!」と怒ってしまったという話は笑い話としてよくあります。それは、彼氏が「推しと好きを一緒くたにしてしまった」いわば勘違いによる事故です。(異論は認めます。。。)


推しと好きの一番の違いは“距離感”です。

恋愛をイメージしてもらえると分かりやすいと思うのですが、好きになった人には、近付きたい。付き合いたい。こう言って欲しい。というような感情が湧きますが、推しに対して湧く感情は、眺めていたい。笑っていてほしい。楽しそうにしていてほしい。尊い。など。

推しに対しては、距離感を縮めようとは思わず、むしろ一定の距離感を取っておきたいと思うのです。


例えば、アイドルや俳優などが結婚したり、熱愛報道がでたりすると、ショックを受けてしまう人がいますが、それは好きの感情で接していたということ。
逆にそれをきっかけに、対象を変える「推し変」をしてしまう人もいますが、それは推しが理想の姿だから推している、というケース。むしろ、特定の人に固執するのではなく、推しという“存在”と上手に付き合っている人も多いですよね。


とにかく距離感がある程度あるのが、推しの良さなのです。



「推し」には期待しない



もう一つ大事なのは、推しには期待しないということ。


距離感とも共通しますが、近い人にはどうしても期待してしまいますよね。
旦那が手伝ってくれない。奥さんがちゃんと家事をしない。上司が評価してくれない。部下が思うように仕事してくれない。などなど。

これらは一見、相手が悪いように思えますが、真の原因は「自分が相手に期待してしまっているから」なのです。

こうして欲しいと思っているのにしれくれない。いわゆる「期待を裏切られること」の積み重ねが、悩みとなって出てきます。人間の悩みの大半は人間関係であると言われる所以です。



一方、推しには期待しません。距離感があるからです。

○○くんがこうしてくれない!などと思うことはほとんど無く、むしろ推しの一挙手一投足に歓喜することができます。

生きていてくれるだけでいい。笑ってくれているだけでいい。という感情が出てくるのも、そもそも相手に期待していないからこそです。

何かをしてくれる【Do】ではなく、存在していること自体【Be】に重きをおいていることが、推しである意味です。そして、そう思える存在がいることが、大切なのです。



「推し」を想う余裕を作ろう



推しの存在というのは、心を満たしてくれます。それがあるからこそ、また明日から頑張れる活力にもなります。


推しを想うための「心の余裕」が必要です。
それに加えて、心が満たされるためだけの「時間の余裕」も必要です。

幸せになるための推しの存在というのは、一つの手段です。
別に推しがいなくても、毎日幸せを感じている人もいるでしょう。


推しを作ること自体が目的なのではなく、推し活ができる時間の余裕や心の余裕を持つことが、幸せに繋がるのだと思います。


ただ一生懸命がむしゃらに頑張ることも大切ですが、推しを作ることで頑張れる!というのも楽しいものです。ぜひ推しを作ってみてください。

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