ダメなUX12事例【海外記事メモ】

今日もこの記事を取り上げます。画像も以下から引用しています。

以前の記事は前半の8事例で力尽きてしまったのですが、残りをやっていきます。一応同じ記事の続きになりますが、内容が続いているわけではないのでこの記事から読んでも多分問題ないかと思います。

では今日もよろしくお願いします。

1.煩わしい配色

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もし色が重要でないならば、Pntone Color 研究所は存在しなかったでしょう。事実として、人々は多くの注意を色に向けています。

それゆえに目につく色を選ぼうとするのではなく、どの色合いが人間の近くに最も有益な効果をもたらすのかに関心を持ってください。


2.複雑なパスワードの要求

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あなたはペンタゴンのデータを保持していますか?それともかつて陰謀論について投稿したことはありますか?

もしそうでないなら、なぜアカウントにアクセスするのにこれほどまでに複雑なパスワードを要求されるのでしょうか。この難しいパスワードの要求によって、優秀な記憶力をもつ人だけがアクセスできる世界になっているのではないでしょうか。


3.「私はロボットではありません」の乱用

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ロボットができることはないのに、なぜこれほどまでにロボットではないことを証明しなければならないのかが理解できません。

もしあなたがユーザーにあなたのアプリに親しんでほしいと思うのであれば、ページをロードさせるたびにこのようなボタンを配置するようなことはしないほうが良いでしょう。


4.不要なデモコンテンツ

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もしあなたが課金制のコンテンツを提供したいなら、ページごとに無料のデモコンテンツを配置する必要はありません。これらは都度ユーザーに「✕」ボタンのクリックを要求し、ページへの悪印象につながります。


5.直感的でない設計

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この例のように、何をクリックし、どこを押せばいいのかわからないウェブサイトは作ってはいけません。直感的な操作性を重んじてください。


6.特定の専門用語を頻繁に使う

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トレンドに乗ろうとバズワードを使ってはいけません。どんな人がウェブサイトに訪れるかわかりません。

あなたが設定しているターゲット以外のユーザーが訪れることも想定して、言葉は明快に記述しましょう。


7.何もないページを作ってしまう

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ネットを切断してGoogleにアクセスしてみてください。Googleはオフライン時にpixel Tirexというミニゲームを提供しています。

あなたも何もないページが表示される場面において、そこに何を表示できるかを考えてみてください。上図のようにイラストを入れるのも良い例です。


8.認証の設計が複雑

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ウェブサイトにおける認証はコンバージョン率の向上を目的としています。ではなぜ複雑な手続きが必要なのでしょうか?

あなたが設計したログインフォームを少なくとも二人の人にテストしてみて、彼らが戸惑わないかのテストをしてみてください。


9.言葉が多すぎる

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よいコピーライターを見つけるのは難しいです。しかし、なぜユーザーが想定通り集まらないかを分析することは遥かに難しいことです。
簡潔な言葉を作れるプロを探してみましょう。


10.「このメッセージは削除されました」の表示

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例えば上司に退職の意思を示そうとしてメッセージを送信し、ちょっと心が変わってもう少し文章を変えて説明しようと一旦メッセージを削除したとき、「メッセージは削除されました」と表示されることほど煩わしいものはありません。

多くのウェブでこのような表示が採用されていますが、おすすめはしません。


11.何をすべきかの誘導が欠落している

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ユーザーは子供のように、ここで何をすべきかとどのようにすればよいかの具体的な誘導を求めています。上図のようにきちんとサイト内でユーザーを誘導しましょう。


12.長いロード時間

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ユーザーを待たせてはいけません。数年前は、許容できるダウンロード時間は3秒と言われていましたが、現代においてはもっと短くなっています。


感想:やっぱり専門用語の多用は危険

こういう記事を読むと頻繁に「Jargon」という聞き慣れない言葉が出てきます。

頻繁に出てくるので覚えましたが、これは「(職業集団内に通用する)専門用語」という意味です。いかにデザイナーがこういう言葉を避けて多くの人に届くサービスをつくるかは国を問わず求められていることなのだと思いました。

とは言えなぜ人々が専門用語を使ってしまうかはやはりそれが意味を伝える上で楽だからというのが大きいと思います。

特定のカタカナ語に関してはそれを説明する適当な日本語がなく、説明がかなり長くなってしまう場合があります。また、特定の専門用語を使うことで、わかる人にはその用語が持つ微妙なニュアンスや場合によっては共通認識として持っている過去の事例などを想起させるのにも役立つでしょう。

しかし、やはりどんなときもデザイナーは「誰向けに伝えるのか」を意識して言葉を選ばなくてはなりません。自戒をこめて。。

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