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マッチングアプリ攻略術を色々使ってみた研究報告

7000字超えnote書いても書きたかったことが書ききれなかったので、1ヶ月間アプリをやり込んだ現在頭の中をアウトプットする目的で書きます。

つづき物ではないので読まなくても大丈夫ですが、前回は主に「いいね数」を切り口に、いいね数の稼ぎ方や、そもそもとしていいねを稼ぐ必要があるのか、ということについて世間的なイメージと個人的な実体験を照らし合わせて書きました。

今回はそれ以外の部分で、世の中にあるマッチングアプリの認識や一般的なテクニックと言われるものがどれくらい効果があったのかについて、個人の実感値をもとにした緩めな研究結果をこちらに報告します。
前回はややPairs独自の要素もありましたが、今回の内容はわりとアプリ関係のない普遍的な内容になるかと思います。

客観的なデータなどは一切ない、サンプル数1の報告になりますが、今アプリを頑張って取り組んでいる男性たちの何らかの参考になれば幸いです。

初回のメッセでは”質問”しないほうがいい

世の中にある攻略術の中でもかなりメジャーなものとして"メッセは相手に質問を投げかけましょう"というものがあります。質問されると答えなければならないという心理が働き、自然と返信が来やすくなるというもの。

アプリでマッチした後のメッセでも基本的には男性から質問を入れることが推奨されています。ネットからの拾い物ですが、例文としてはこんな感じのものがありました。(引用元

初めまして、ダニエルと申します。マッチングありがとうございます!
僕も神奈川出身なので色々話ができたらうれしいです!
3枚目のうさぎの写真かわいいですね^^家で飼ってるんですか?

これは個人的にはダメです。ダメは言いすぎだけど、もったいない

一見すると、

・マッチングのお礼
・相手との共通点
・プロフからの質問

と、どのアプリ攻略情報でも言われている要素を教科書的にきちんと詰め込んではいますが、ちょっとチャラそうな上に若干質問に答えさせて返信をさせようとする圧力を感じます。

体感としては、最初は無理に質問せず、「よければメッセージから仲良くしてください」と言った控えめで相手に主導権を渡すような挨拶で終わったほうがメッセの返信率は高かったです。

マッチング直後にいきなり質問をされるとそれに答える労力をかけてしまいます。一旦は相手に何かを答えさせるような負担は負わせず、回りくどいようですが「メッセのやりとりをしてもらうことの承諾」をジャブとして打っておけば、相手も最初の返信へのハードルも下がり、2回目以降のやりとりにつながりやすくなります。

恐らくマッチング後最初の1通目のやりとりができるかどうかが第一の関門なため、まずは「極力相手が考えるようなことを負わせず、簡単に返信できる工夫」をしたほうが良いと考えます。


最初のメッセでの顔文字や記号は最小限に

先程の例文でもう一つ気になる部分を挙げるなら、記号や顔文字が多すぎる点です。

最初は相手に不快感を与えないレベルギリギリまで記号類(顔文字、!や笑など)は使わないほうが良いです。メッセージの分量にもよりますが、最初は1メッセあたり最大2個くらいでしょうか。
私のように繊細でウブな人であればあるほど冷たい印象になることを避けるために記号類を駆使しようとしますが、そういう人が「相手に嫌われる」と思うラインをちょい超えるくらいでちょうど良い気がします。

メッセで大事にすることはまずは誠実さや信頼感を持ってもらうことです。笑いやユーモアや奇策は不要。いかに加点するかではなく減点をつぶすかがメッセのやり取りでは重要な気がしています。
そして誠実さや信頼感は記号類よりも、文章の内容や文量が与える影響度のほうがはるかに高いのでそちらに神経を使うべきです。

また、最初は比較的淡白な印象のメッセを送りつつ、徐々にメッセを重ねていく中で相手のメッセージの記号類の量に合わせるようにチューニングしていくことで、相手に対して自分が心をひらいているという様子を演出することができます。(ここまで書いててめちゃくちゃ気持ち悪いことを書いているなぁと改めて思いますが頑張ります。)

そこで最初の例文を自分なりに作り変えるならこんな感じにします。

(修正前)
初めまして、ダニエルと申します。マッチングありがとうございます!
僕も神奈川出身なので色々話ができたらうれしいです!
3枚目のうさぎの写真かわいいですね^^家で飼ってるんですか?

(修正後)
マッチングありがとうございます😀 ダニエルと申します。
横浜ご出身なんですね、僕も神奈川出身なので色々お話ができたらうれしいです。
よければメッセージから仲良くしてください。

これです。チャラい感じや押し付け感が薄れたためこれでも十分いい感じだと思いますが、まだちょっと改善の余地ありなので、これは次の項目で書いてみます。


メッセージからデートへのつなげ方

世にあるメッセージ攻略情報では「3~5通目くらいに即効でデートを打診しろ」というものがあります。メッセは相手との親睦を深めるものではなく、最低限の信頼感を獲得して即効でデートの約束をするためのものです。
この点に関しては自分も実感値として適切だと感じました。

まずマッチしている時点でデートに誘われることはだいたい相手も想定の上なので、あとは相手は「こいつはどうデートに誘ってくるんだろう」ということを薄っすらと頭の片隅に置いていたりします。

そのための手段として自分が提唱したいのが「最短で場所の話題に誘導する」です。具体的に言うと職場かよく遊ぶ場所らへんが良いかと思います。住んでいる場所を聞くと相手に警戒されるためおすすめはできませんが、話の流れ的に聞けそうであればそれでも構いません。
とにかく「場所」の話に移行するまでの道順を描きながらメッセをやりとりします。

この理由としては一回相手の生活圏にある場所の話題を振っておけば次の手で自然にデートの打診に移行できるから、です。

例えば「よく下北沢で遊んでる」という情報を引き出せれば「下北沢のマジックスパイスっていうスープカレー屋美味しいから今度行きましょう!」みたいに自然な流れでデートの打診ができます。
※ちなみに・・・「食べ物」の話題を引き出しても同様に「スープカレー好きです」→「下北沢のスープカレー美味しい店知ってるから食べましょう」という流れを作れますが、場所のほうが相手の行動可能範囲も同時にわかるためベターだったりします。

それを踏まえた上で前述のメッセを見てみると、たしかに「出身地」という場所の話題は出ているものの、そこからデート場所の話題へ誘導するまでの道のりは結構テクニカルになりそうです。

そのため、例文をもう少し変えるならこうします。場所の話題への布石を忍ばせておきます。

(修正前)
マッチングありがとうございます😀 ダニエルと申します。
横浜ご出身なんですね、僕も神奈川出身なので色々お話ができたらうれしいです。
よければメッセージから仲良くしてください。

(修正後)
マッチングありがとうございます😀 ダニエルと申します。
僕も神奈川出身です。居酒屋めぐり僕も好きで良く一人で飲み歩いてます。
よければメッセージから色々お話できたらうれしいです。
よろしくお願いいたします!

相手がお酒好き、という情報を公開していた前提で書いています。

このように居酒屋めぐりというキーワードを挙げておけば、次の返信で「私もよく飲みに行きます」みたいな話になる可能性が高く「どこで飲んでるんですか?(場所の話題)」に誘導できてデートへの打診につなげられます。

ちなみに細かいこと言うと、本当は相手との共通点への言及は1点に絞るほうが良いので「神奈川出身」は削除しても良かったのですが、例えば関西や九州に住んでいる人で同じ出身地なのはかなり強い共通点となるのであえて残しました。(このあたりは前回のnoteにも書きました)

あとそれに伴って文量も若干多くなってしまったので、重さを減らすために最後の文言には「!」の記号を入れています。

最後の部分は細かい話でしたが、こんな感じでメッセのやりとりでも明確な道順、具体的には「いかに場所を聞き出すか」という部分までの道すじを頭の中に描きながら、詰将棋のようにメッセを送るようにすると良いかなぁと思います。(改めてキモいこと書いてますが、、頑張って続けます)


呼び捨て、タメ語は無理に使わなくていい

マッチングアプリの有名テクニックで、"すぐにタメ語を使え"というのもあります。

推奨されるタイミングはマチマチですが、だいたいがデートまでのメッセージから初デート中くらいまでに完全にタメ語にしろ、というものが多いです。とにかく早めにタメ語に切り替えて親密な関係を作れ、というもの。

これに大しては自分はあまりやる必要性を感じません。

まず自分の実感値としては敬語でも十分な親密関係は作れるし、逆に自分のように恋愛経験が少ない人間にとっては無理にタメ語に切り替えようとして会話が不自然になってしまうリスクのほうがでかいと考えます。

一方で、たしかに親密な関係性を築く中でどこかのタイミングで敬語はなくしたほうが良いのは間違いはないので、ぼんやりと頭に留めておきつつ、自分が自然とタメ語になれそうなタイミングで無理なく切り替えていけば良いかと考えます。それが3回目のデートだろうと、なんなら付き合った後であろうと良いと思います。

最悪なのが関係性を縮めようと焦って「次からはお互い呼び捨て、タメ語ね」なんて相手に強制するようなこと。相手は無理にでも頑張って馴れないタメ語を使おうとしてしまい、

「そうですよねぇ、、あっ、そうだよね!

みたいなぎこちない会話になってしまい、かえって心の距離が離れてしまう可能性があります。というかありました。

自分のようなコミュ障かつ恋愛経験少なめ男子は特に、相手の呼び方も、話し方も、自分たちの中で違和感なく自然と出てくるタイミングでやることが良いです。


LINEは実際会うまで聞かなくていい

"早めにLINEを聞く"もマッチングアプリの常套手段として認知されているテクニックですが個人的にはこれも反対です。

アプリだとその他大勢と比べられてしまうが、LINEなら比較されることもなく、返信のハードルも下がるから早めにLINEを聞いてしまえ、という主張です。

これに対しても自分はおすすめしません。リスクの大きさに対して費用対効果が低すぎる。

そもそもとして会ったこともない人にLINEを聞かれることは結構な警戒心を相手に与えます。女性ならなおさら。また、最近ではアプリの使い勝手も上がってるのでメッセ自体のやりとりへの負担もありません。

デートの約束をしてもLINE交換を打診してその後ブロックされる、なんてことも実際ありました。かといってLINEを交換してもその後のコミュニケーションが円滑になったかというとそういう印象も正直ありません。

そのためLINE交換は相手からの打診がない限り、初デート中か後が良いかと思います。
※ちなみに女性の方から交換を打診してくるような人はPairsでいいね数500以上のかなりアプリ馴れてしてる人ばかりだったので、そういう一部の例外的な人を除けば基本的には女性側から打診はされることはないと思っておいて良いかと思います

逆に初デートした後もアプリでやりとりすることは不自然なため、もし初回デートで2回目も会いたいと思ったのであれば初デート後にはLINE交換をしたほうが良いでしょう。


なお、実験で980円で自分が作ったマッチングアプリの実際のプロフィールを公開しています。
基本的にノウハウなどは無料で公開しているnoteに全力で書いていきますが、もし実際のプロフィールを見たい、という方はこちらからご覧ください。

あとこんなことも始めてみたのですが予想以上の反響をいただいています。ご興味あればのぞいてみてください。

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