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これからの分散投資について考える 【経済と健康に投資する】
投資について質問される機会が増えてきた昨今。
特にこの円安であり物価上昇であり賃金は変わらないという状況に
みなさんも他人事とは思えないのではないでしょうか。
お金の使い方・投資方法をよりシビアに考えなくてはならなくなりました。
僕が個人的に考える分散投資は大きく分けて以下の2つです。
・経済への投資
・健康への投資
経済への投資はみなさんも既にされていると思いますが、つみたてNISAや保険で投資信託を一つ買っているという状況で安心してはいけないと考えます。
これだけ円安に進み2022年10月には総額6兆3499億円もの為替介入をしたものの1〜2日は円高に推移しましたが、また介入前の150円に近づいています。
これだけの金額を日本政府や日銀が投資しても円安が止まらない状況ですが、みなさんの資産のポートフォリオはどうなっているでしょうか?
世界的に安いとされている「円」をどれくらいの割合で保有していますか?もしくは、これからどのように計画をされていますか?
前置きが長くなりましたが、そういったことを考えながらこれからどのような投資をしていけばご自身の資産が守られるのか?ということを考えていきましょう!
なぜ分散投資が大切なのか
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僕は分散投資をおすすめします。
なぜなら、将来の運用結果は誰にもわからないからです。
20年前の2002年にはAppleのiphoneはありませんでした。
Appleの株価は、
2002年11月 約0.39ドル
2022年11月 約152ドル
約389倍にもなっています。
100万円でも投資していたら今頃億万長者です。しかもドル高。
日経平均は、
2002年 約9000円
2022年 約27000円
誰がこんなことを予想し、的中している人はいるのでしょうか?
※余談ですが2011年に日経平均が9000円を切った時点で国内株を買いませんか?と証券マンに営業されたことがありましたが断りました。
ちょっと後悔しています(笑)
為替相場(ドル円)は、
2002年 最安値115.95円〜最高値134.70円
2022年 最安値113.84円〜最高値151.94円(11月1日時点)
暗号資産(Bitcoin)は、
2010年5月にアメリカでピザ2枚が10,000BTCで購入されています。
仮にピザ2枚で5000円だったとして、1BTCの価値は0.5円です。
2010年5月 約0.5円
2022年11月 約300万円
約600万倍です。
※Bitcoinは過去に最大で700万円を超えているのでそれに比べたら価値は半分以下に下がっています。
誰がこんなことを予想したでしょう。
2022年も後2ヶ月で終わります。
2023年の相場は?
2043年の相場は?
誰にもわかりません。
僕もFPと言いながらわかりませんし責任逃れをするわけでもありません。
億万長者の投資家ですらわからないのです。
どれが上がるのか?どれが下がるのか?わからないから分散しておかないと資産を守れないことになるかもしれないので、どの銘柄が良いのか?ではなく満遍なく分散することをおすすめしています。
投資信託で外国株式や世界株式一択にしている方も多いのですが、(僕もおすすめしていた時期もありますが)今は外貨や債券や暗号通貨なども投資の対象にしてみてはいかがでしょうか?
高校・大学受験で「滑り止め」って受けましたよね?
それと考え方は似ています。
単にお金を増やすことが目的になってはいけない
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お金を増やすことだけが目的になっていませんか?
本当の目的は将来お金に苦労しないでしないで生きていくためのお金を構築することですよね。
お金を増やすことが目的になると、少しでもお金が増える投資先を探したりするのでとてもリスクのある投資になりかねません。
これからはご自身の資産を守ることがとてもポイントになります。
具体的には分散投資とリスクヘッジです。
分散投資は先ほどもお伝えしたので割愛します。
ここでいうリスクヘッジは運用資金のリスクヘッジです。
がんや三大疾病と言われる病気にかかる方が年々増えておりますが、
寛解されたり様子を見ながら治療を行う方も増えており死亡率も減っています。
何が言いたいかというと、大病された後の人生もあるので、例えばがんに罹患したとしても治療しながら将来の資産形成も続ける必要があるということになります。保険でカバーするしかありませんので将来のための必要経費だと思って就業不能保険など加入することをおすすめします。
つみたてNISA・iDeCo・確定拠出年金・変額保険・外貨・債券・暗号通貨などこれまでされてきた資産を守り資産形成を継続させて仕組みが必要になるのではないかと思います。
健康への投資のススメ
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健康への投資は優先的にすることをおすすめします。
そんなことはわかっていらっしゃると思いますが、なぜそんなことを言うかというと、働けなくなって収入が下がる可能性があるからです。
僕のように保険会社の方は、
「ガンになったら」
「三大疾病になったら」
「事故に遭って介護状態になったら」とよく言います。
それももちろんあるのですが、
私の知り合いで体調を崩されてなかなか仕事に行けなくなっっているという方がいます。
年齢は40代半ば女性
ご主人が単身赴任で平日は家におらず月に1〜2回は土日に帰って来られるようですが、小学生のお子さん2人の世話が大変で仕事もあり土日は子供の習い事。お弁当も作らないといけません。
何が原因かはわかりませんが朝起きると眩暈がして立ち上がれなくなるようです。
家事も思ったようにできず食事はコンビニで済ますことも多いとか。
もちろん子供のお弁当もコンビニやファストフードになりがちのようです。
運動する機会も減り、コロナ禍で体重は5キロも増えてしまい更に動かなくなるという悪循環。
ちなみにご主人も健康状態は良くないとのこと。まだ40代です。
ご自身の健康が損なわれることで仕事を制限することになり、収入は減り、コンビニやファストフードに頼ることで支出が増え、子供の健康にも影響が出る可能性があります。
土日は子供の野球に付き添うことが多いのですが、毎回お昼はコンビニ弁当と菓子パンを食べている子がいます。案の定大事な時期にケガをして1年間思うような活動は出来ていませんでした。
コンビニやファストフードが悪いというわけではありませんが頻度やバランスを考えた方が良いと思います。
お金の使い方を今以上に考えて使う
2022年10月に値上げ商品も6,699品目の値上げがされ11月も既に833品目の値上げが確定しています。
さらに2023年には2000品目以上の値上げが予想されています。
今後は今以上にお金の使い道をシビアに考えていかないといけない中で、
すぐに簡単に美味しい食事が手に入る時代です。
栄養もたっぷりで腸にも効く!と謳っている食品もありますが、
ガンの罹患率は年々上がっています。
国立がんセンターが発表している2022年のガン罹患数予測ですが、
1,019,000人が罹患する予測となっています。
その中で罹患数の一番多い部位は大腸です。
健康を損なう原因は食べ物だけではありませんがストレス発散のために
必要のないものを衝動買いしたりやけ食いをしたりすることはお財布にはかなり痛手です。
・ストレスが溜まっていると感じたら、散歩・走る・運動する。
・ジュースやカフェイン入りの飲料を普段飲んでいるのであれば、
低価格で身体に負担の少ないミネラルウォーターにする。
・夜遅くまでTVやスマホを見ているのであれば、電気を決して早く寝る。
仮に資産が0になったとしても健康であればなんとでも増やすことができます。
無駄なお金を使わず、分散投資をして健康的に過ごせる状態を今から少しずつ作っていきましょう。
僕も頑張っています。
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