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前島ひでお 2月1日出馬会見 文字起こし

前島:皆さんこんにちは。アクリルガードがあるのでマスクを外させていただきます。今紹介いただきました、前島ひでおです。前回の4年前も出ていますから2度目ということになります。年齢は67歳になりました。

教師生活37年過ごしまして、退職してからはもう7年経ちました。
私の人生の大半が教師であったことから、今でも教え子や保護者などともお付き合いがあります。

私は清水さんのやってることについて全面的に否定するつもりはありません。私も自転車が好きなのですが、道路に自転車のレーンとか増えて走りやすくなったとか。
しかし、一番感じるのは市民に対して冷たいのではないかなと。
ですから私はあったかい市政を作りたいという思いがあります。
特にやりたいこと、まず第一はコロナを抑えない限り、市民の命や約らしを守れないのではないか。コロナ対策を徹底して行わない限り先には進めないのではないか。
緊急事態宣言が3月7日まで延長されそうですが、私どもの会(みんなのさいたま市を作る会)に入っている商工会の団体でも二桁のお店をつぶれており、もう1ヶ月(緊急事態宣言を)延ばされたら持ちこたえられないお店もたくさんあるのではと聞いております。

先日、埼玉大学の近くで開催されたフードパントリーに参加してきました。100人分のお米を用意したがあっという間になくなってしまった。やってきた学生にどうにか頑張ってくれと話しをしてきたのですも…。
日比谷で相談会や食料配布をやっている団体に聞いてみたら、前回のリーマンショックとは明らかに違う。女性の困窮者がとても増えていると。

コロナ対策としてはPCR検査をもっともっと大規模検査をやりたい。
世田谷区はいつでも・どこでも・何度でもを打ち出しているが、さいたま市は残念ながら高齢者施設に新しく入る人や職員に限定されている。
学童保育からも「PCR検査をやってほしい」という要望があっても通らない。
将来的には保健所をもっと強くしていきたい。
困っている人を助ける政策を今すぐやらないとお店等が潰れてしまう。

昨日、貧困家庭をサポートしているアスポートの白鳥さんにお話を聞いたのですが白鳥さんいわく「現状はひどい。このまま放置すると自殺者や虐待が増えるだろう」「緊急性の高い人に急いでお金と物を届けなくてはけない」「学校・幼稚園・保育園・学童などに最近来なくなった人をピックアップしたり、税金や水道料金、給食費などを滞納し始めた人をチェックしたり、民生委員、警察などとも連携して情報を共有して困窮者を助ける。保健所の検診などに来てない人をピックアップする。このようにして困窮者を行政が見つけ出していく必要があるのではないか。待っていたら危ないぞ」と。
私もこのような現状をなんとかしなくてはならないと思っている。

コロナ後、さいたま市がどのような道に進むのか。さいたま市の総合振興計画というものが出されましたが、残念ながら相変わらず大規模開発、(大宮などの)中心部をコンクリートで固めていくという方向性が出されています。コロナ禍でも変わらないのかと議会でも批判が出ています。

世界でも日本でも新自由主義が批判されてきていますが、ひとりひとりの命を大事にするようなお金の使いたかに改めていくと。
ですから私はさいたま市が予定しているさまざまな巨大開発はゼロベースで見直ししていきたいと提案したい。
さらには学校や保育所の給食費については徐々に見直しをして将来的には無料にしたい。
水道料金の減免をすでに埼玉県内約30の自治体が行っていますが、さいたま市も値下げしていきたい。

やっぱり私は教師でしたから教育に一番関心があります。
どうみても最近のさいたま市の教育行政はトップダウンで、現場の人達のやる気を削ぐという方向が強いと言わざるおえません。
現職の職員、保護者からもたくさんのメール(意見)を頂きました。
例えば10万人拍手について。週刊新潮などにも批判されましたけれども、なぜ学校休校明けの初日に、しかも時間を区切られて、集められて、拍手を強制させるのか、ものすごい批判がありました。その他にも言い出したらきりがありません。
トップダウンではなくて、みんなで考えてみんなで支え合う教育。言い方が難しいんですけども、そんなに日本一日本一をめざなくても良いと思います。ゆっくりとみんなで支え合いながら、子どもたちにもゆとりをもって接していけるような教育にしていきたいです。そのためにも少員数学級を国のペースよりも早く進めていきたいです。

その他にも文化あるれる街にしたいとか、ジェンダーの問題の考えたい。
あったかいさいたま市を作っていきたいです。

※文章で読みやすいように一部、語尾修正や言葉の補足等を入れてあります。


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