第18回 北のシナリオ大賞

該当したかった〜！！！！！
該当作品なしって！！！！！

http://hosakkyo-hokkaido.jp/koubo.html

日本放送作家協会 北海道支部

完全に実力不足だけど結構悔しいですね。あぁー大賞に該当したかった。該当され得る作品に仕上げなかった自分が悪いのですが。だって「該当させたたい！」って思わせることができなかったわけですから。圧倒な該当させたさ不足。該当味に欠けるシナリオだったんでしょう。そもそもの「該当作品になりたい！」という意識が足りていなかったんだと思います。しょうがないです。

当面の目標は「該当する」になりそうです。

「じゃあ該当させたくないポイントはどの辺なんだろ？」と、思って脚本を読み返したら「そもそもドラマにすら該当しないわ！」って人がいておかしくないくらいの内容でした。むしろよくぞこれを受け入れてくださいました！って感じです。

これは語弊があるのかもしれないけど、上に誰かの名前がないのはちょっとホッとするもので。もしも表彰式が対面だったら、大賞の方にすごい気ぃ遣っちゃいますもん。大賞の人は大賞の人で、自分だけ賞金もらって申し訳ないって佳作の僕に思うだろうし。

でも、あの作品を超えればって目標がない難しさはあります。
もしも、大賞に別の作品があれば、

「『帯広ロングベンチ』に負けたかぁー」
「『登別サーモンリフト』より面白いものを！」
「『夕張メロンベアー』さえなければ……」

と真っ直ぐ悔しがれたんですけど。（※全て実在します）

だから映画「ミスト」みたいな状況です。何と戦うためにどう直せばいいんだ！といった心境です。全ては霧の中。僕は摩周湖の淵に立たされています。無理矢理北海道に例えてすみません、あーどういう議論があったかだけ聞かせてくれないかなぁ。議事録を副賞としてもらえたりしないですかね。

言うのを忘れてました。

めちゃくちゃに嬉しいのです！！！
【佳作】本当にありがとうございます！！！

脚本の賞なんてもらったことがないし、そもそもラジオドラマのコンクールに応募するのも初めてだったんで。いまのところ名刺になるような作品もなかったし、唯一たくさんの方に読んでもられた作品は「古畑任三郎vs霜降り明星」だし。

だから、全然いいんです。大賞になってラジオドラマとして放送されなくても全……と、思って調べたら去年の大賞作品の主演は、伊藤万理華さんなんですね。あー放送されたかったかもなぁ。「おみみに合いましたら。」が大好きなので。関係ないですけど「お耳に合いましたら。season2」があったら、全国各地のローカルチェン飯を扱って欲しいですよね。北海道だと「みよしの」とか「ラッキーピエロ」とか……本線に戻りますね。

「本郷恵のおしゃべりトレイン」

正直ここまで行くと思ってなくて。だから、一次審査通過のリストが出たときに目立つ作品にしたくて、直前に「新千歳札幌間」からこのタイトルに変更しました。

メモを見返すとタイトル案が出てきたので一部を紹介します。

・めぐみ～ぬGOGOGO!
・ガタゴト恵のレールウェイウェイ
・恵・ザ・ライド
・ぽかぽかマザーステーション
・本郷恵のレディオエアポート
・快速！おしゃべり夢きっぷ

「おしゃトレ」に落ち着いてよかったね。とにかくAMラジオ感を出したかったようです。

さて、このコンクールのルール。

「北海道をモチーフ・舞台にしたオリジナルのラジオドラマ。北海道だからこそのドラマ」

となると取材が必要です。すぐにでもAir Doで新千歳に向かって、レンタカーで各地を回ろう。とはいえ、そんなお金も時間もありません。

大学時代に何度か北海道に旅行に行ってましたが、大学4年の冬にiPhoneが壊れたので写真が1枚も残っていません。そこで、高校時代に使っていたiPhone5sを起動させました。カメラロールには、高2の夏に初めて一人で行った北海道旅行の写真が大量にありました。

その中の１枚を見て、今回の設定を思いつきました。

めちゃくちゃ玄関口ですみません。きっともっと大自然の中の話が求められていたんでしょうけど。湖畔のパン屋さんとか、広大な葡萄畑とか。ごめんなさい、行ったことないので無理でした。新千歳空港で始まって札幌で終わる39分の話なりました。

今は日本放送作家協会の北海道支部に著作権を預けている形になるので、詳しい内容は言えないんですけど……いつか公開されるんでしょうかね？　またのその時はお知らせします。

長々と書いてきましたが、北のシナリオ大賞【佳作】、本当に嬉しいです。

最後に一番好きな北海道の写真を貼っておきます。

フキでっか！松山千春ちっさ！

以下、個人的な北海道の思い出です。