ADHDの管理栄養士コラム~塩~
こんばんは! たいしょーです!
前回の記事で胡椒について調べたので、塩コショウということで今日は塩について!
1.塩ってそういえば何?
塩化ナトリウムを主成分とし、海水や岩塩から精製されるものが塩になります。
料理に塩味を付けたり、塩漬けにして長期保存することなどに使われてきました。
日本食に多く含まれる塩分はこの塩化ナトリウムの量で図られています。
北に向かえば向かうほど塩分の摂取量は多くなるため、東北地方では減塩食が推奨されている地域も少なくありません(柑橘類や胡椒で味付けしたり、"やさしお"のような塩化カリウムでの代替が推奨されます)。
2.塩の種類って?
塩は大別すると岩塩、天日塩、せんごう塩などに分けられます。
岩塩は地中深くの海水が結晶化されたものです。
塩分に加えて多様なミネラルを持ち、様々な色を持つのが特徴です。
天日塩は太陽と風を使って作られる塩のことで、主にメキシコやオーストラリアなどの広い土地で精製されています。
粒が大きく、海水特有のマイルドな甘味を持っているのが特徴です。
せんごう塩は、海水を釜で炊き、煮詰めて濃縮して作られる塩になります。
日本は岩塩の土壌が無く、雨が多いことから天日塩を作る環境にも向かないため、国内で作られていた塩のほとんどがせんごう塩であると言われています。
調理中でも調理後でも味を整えてくれるのが特徴です。
3.塩って何をしてくれるの?
体内では消化吸収を助けたり、細胞が働きやすい濃度を保ったり、血管を収縮させる役割があります。
また、食材の色を保ったり、水気を抜き出す作用もあります。
防腐作用もあるため、古くから日本の食卓に塩は欠かせないものでした。
減塩! 減塩! と盛んに言われる塩ですが、完全にゼロにすれば良いわけでは無いのです。
適切な量の塩を使って、明日も美味しいごはんを食べましょう!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?