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2020年11月の記事一覧
[ビジネス小説]未来へのプレゼン 第22話 もたらしてくれたもの
前回までのあらすじ
MIYABE.CO応接室。
そこには数々のトロフィーや盾が並べてあった。
これまでMIYABE.COが受賞してきた数々の賞や環境保護団体、公けな様々な機関からの感謝状などである。
会議室の壁には誰が描いたものか判別できない油絵が飾られていた。
名前を聞いてもその道の素養がなく、おそらく高明な画家の絵であろうがその良さは慎吾達には理解できなかった。
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先程
[ビジネス小説]未来へのプレゼン 第21話 別れは突然に
前回のあらすじ
8回目のSDGsプレゼンが終了した。
それはプレゼンの本質である、質疑応答の大切さを知ることだった。
丸山部長が最後に課長陣に話した内容が今でも印象的だった。
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丸山はホワイトボードに向かいながら次のような言葉を書いた。
不信 不安
「みなさんに知っておいてもらいたいのですが、決裁者が社長であれ、役員であれ、部長であれ、課長であれ、誰からの提案であっても
[ビジネス小説]未来へのプレゼン 第20話 質疑応答
前回のあらすじ
SDGsの下調べを各チームがそれぞれ行いながら、プレゼンテーションの形にした。
限られた時間で伝えるためには伝えたい内容を絞り込んでキャッチーに尖らせる必要がある。
しかし、実際に重要なのはそこではなくてそのあとの工程であることを今回のプレゼンではみんなが学ぶことになった。
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「・・・以上でプレゼンを終わります。」
慎吾のチームのプ
[ビジネス小説]未来へのプレゼン 第19話 チーム思考のSDGs
前回のあらすじ
各チームは週末を使い、それぞれがエビデンスを集めながらロジックを補強してより説得力がありかつ、実現可能性の高いものへと昇華させていく。
ただのアイデアでは結局実行力が伴いわない。自ずと外の企業との連携を模索することがスピードと精度において確実に成果が出る。
従ってそれぞれのチームのポイントは
・どこと組むのか?
に焦点が当てられていく。
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慎吾はリカ