前田智行

放デイの指導員だったり、小中学校で先生だったり、特別支援教育士でWISCなどアセスメン…

前田智行

放デイの指導員だったり、小中学校で先生だったり、特別支援教育士でWISCなどアセスメントを取ったり、いろんな現場に出没する現場好き人間。実態はただの特別支援教育オタク。こども発達支援研究会理事/放デイ児童指導員/小学校教師/LD学会/日本K-ABCアセスメント学会/授業UD学会/

最近の記事

凸凹マガジン〜MDMA(合成麻薬)とPTSD〜

最近、息子(9ヶ月)を褒めると間接的に自分が褒められている気分になることに気づいたので、余計に褒める教育に磨きがかかっている前田です。

    • 凸凹マップ〜言語力が高いAIが他者視点の力を獲得し始めた?〜

      0歳7ヶ月の息子に話しかけると笑顔で私の口を手で塞ぐので口臭対策を始めた前田です。 本日はスタンフォード大学から興味深いニュース・論文が発表されたので共有します。 自閉スペクトラム症のは、他者の立場を考える「心の理論」の力が、低いことがコミュニケーション能力が低い原因の1つであると言われていました。

      • 凸凹マガジン〜ASDはなぜ社会性が低いと言われるのか? 3つの理由と支援方法〜

        本日は、興味深い研究を見つけたので共有します。 ◆3つの理由 ASDが「相手の気持ちがわからない」と言われるのは、代表的な理由に3つあります。

        • 凸凹マガジン〜アメリカでは、発達障害の子どもは不登校が少ないのか?〜

          今回は、アメリカの自閉症の子どもの不登校状況に調べた論文を共有します。

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          2022年のふりかえりと2023年の抱負

          2022年のふりかえりあけましておめでとうございます。 2022年をふりかえると、仕事では、2020年に立ち上げた こども発達支援研究会が3年目を迎えました。ありがたいことに、週末に継続している研修会も、昨年は参加者が62285名となりました。少しは世の中に貢献できたら幸いです。 その中で新しい事業を進めるために、11月に「株式会社こはけん」を設立したので、準備に追われた年末でした。 また、10月からは星槎大学大学院に入学し、久々に学問の楽しさを味わっておりますが、現場

          2022年のふりかえりと2023年の抱負

          凸凹マガジン 〜ADHDに見られる4つの話し方の特徴〜

          教授に招待してもらった研修に遅刻をして怒られたのですが、理由が「電波時計がなぜか5分遅れの状態だった」なので説明したら余計に怒りそうだったので、言い訳せずに誤った前田です。 #電波時計が間違ったら流石に対応できん #ADHDはハプニングに遭遇する才能がある 本日のテーマは、 「ADHDに見られる4つの話し方の特徴」 です(^ ^) ▶︎話し方にADHDの症状が現れるADHDの人は、不注意・多動性・衝動性という3つの症状があります。そして、症状を背景にした特徴的な話し方が

          凸凹マガジン 〜ADHDに見られる4つの話し方の特徴〜

          凸凹マガジン〜発達障害の人が体調が悪化しやすい5つの理由〜

          発達障害の人は、その特性だけでなく、体調の悪さに悩まされることが多いと言われます。 本日は、発達障害の人が体調が悪くなりやすい5つの理由を紹介します。

          凸凹マガジン〜発達障害の人が体調が悪化しやすい5つの理由〜

          凸凹マガジン〜書字が苦手な子が、文字を丁寧に書けるようになる4つの手立て〜

          発達特性がある子は、書字の苦手さ持つことが多いです。 今は、合理的配慮でフリック入力やタイピングなどの方法があるため、書字を強制されることは少なくなっています。 しかし、親御さんや先生としては、「苦手でも少しずつ練習して、自分のペースで成長して欲しい!」という思いもあると思います。 今回は、書字が苦手な子が、文字を丁寧に書くための4つの方法を紹介します(^ ^)

          凸凹マガジン〜書字が苦手な子が、文字を丁寧に書けるようになる4つの手立て〜

          凸凹マガジン〜負けることが嫌いな子にどう対応する?〜

          子どもは遊びを通して様々なことを学んでいきます。 一方、遊びには勝敗がつきものですが、負けると、癇癪を起こしたり、逃げたりしてしまい、受け入れることができない子もいます。 将来のためにも、負けても受け入れて楽しく遊んでほしいと思いますが、一体どうすればいいのでしょうか?

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          凸凹マガジン〜一方的に話し続けてしまうASD児への2つの対応〜

          ASDの子どもは、自分の考えを一方的に話し続けてしまう子がいます。 しかし、会話はキャッチボールのやりとりが大事であり、言葉は豊富でも一方的ではコミュニケーションに支障が出てしまいます。 そこで、会話のキャッチボールを教える方法として2つ紹介します。

          凸凹マガジン〜一方的に話し続けてしまうASD児への2つの対応〜

          凸凹マップ〜ADHDとお菓子は要注意?!〜

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          凸凹マップ〜担任の先生に怒らないで育てて欲しい場合はどうすればいい?〜

          教育現場では、まだまだ子どもを叱って厳しく育てる方針の先生はたくさんいます。それでもスクスク育てばいいのですが、発達に凸凹のある子どもは、厳しい先生だと、 ◯不安でパニックになる ◯教室から逃げる ◯ストレスで腹痛や頭痛など症状が出る ◯不登校になる などの課題が起こりやすい場合も多いです。 よって、なるべく叱らず穏やかに対応をしてほしいものですが、一体どうすればいいでしょうか?

          凸凹マップ〜担任の先生に怒らないで育てて欲しい場合はどうすればいい?〜

          凸凹マガジン 〜障害者の権利条約の審査と海外の動向〜

          毎日、寝かしつけで30分〜1時間半ほど子供を抱いていたら背中がバキバキになった前田です。 #寝たと思ってベッドに置いたら起きるの繰り返し 本日のテーマは、 「障害者の権利条約の審査と海外の動向」 です(^ ^) ▶︎障害者の権利条約の審査日本は、国連の障害者権利条約を2014年に批准しています。 そのため、障害者の権利は守られているか、スイス・ジュネーブ国連欧州本部の審査が、8月下旬に行われ、9月9日にレポートがまとめられました。 メディアでは主に、 特別支援教育

          凸凹マガジン 〜障害者の権利条約の審査と海外の動向〜

          凸凹マガジン 〜父親とのアタッチメントにはどんな特徴があるのか?〜

          不器用さのせいでオムツを変える時は必ず妻から訂正が入る前田です。 #DCDは子育てが大変というエビデンスは本当だった 本日のテーマは、 「父親とのアタッチメントにはどんな特徴があるのか?」 です(^ ^) ▶︎ 母と父のアタッチメント近年、子育てにおけるアタッチメント(愛着)の重要性は広く知られるようになりました。 アタッチメントは、乳幼児期に養育者と築く信頼関係と言われ、日本語では愛着と訳されています。(愛着という言葉は誤訳と言われ、近年は使われなくなっています)

          凸凹マガジン 〜父親とのアタッチメントにはどんな特徴があるのか?〜

          凸凹マップ 〜不登校の段階的な支援を考える6つのステップ〜

          「赤ちゃんは2時間毎にミルクを飲ませる」と聞いていたのですが、実際は「赤ちゃんは3時間毎に起きて、そのうち1時間以上は「おむつ変える&ミルク用意&ミルク飲ませる&ゲップ対処&おむつ変える&寝かしつけ」という事実に直面して、随分話が違うなと思っている前田です。 #睡眠障害にはすこぶる大変 本日のテーマは、 「不登校の段階的な支援を考える6つのステップ」 です(^ ^) ▶︎ 不登校の支援現在、不登校の子どもは日本に19万人以上となり、適切な対応が望まれています。(文科省(

          凸凹マップ 〜不登校の段階的な支援を考える6つのステップ〜

          凸凹マガジン 〜好奇心を育てる3つのステップ〜

          昨日、妻が出産をしてパパになったのですが、息子の顔のパーツがほぼ私だったので、今後がとても不安な前田です。 #男の子は奥さんに似るという噂は嘘でした #しばらく投稿できずすいませんでした 本日のテーマは、 「好奇心を育てる3つのステップ」 です(^ ^) ▶︎ 好奇心の重要性近年、人間の発達に「好奇心」の影響が大きいことが知られるようになりました。(Todd B. Kashdan, 2018) 何事にも好奇心を持ち、挑戦する人は、社会でも成功する可能性が高いのは想像が

          凸凹マガジン 〜好奇心を育てる3つのステップ〜