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音声入力使っています?「なぜ、一流は歩きながら仕事をするのか?」

この本、一流が歩きながら仕事をする理由を述べる本だけど言いたいのは

音声入力の素晴らしさと活用方法

他にもインプットのことやテレワーク的なことも書いてありますが、それよりも「音声入力」についてのことが目立ちます。昔、誰もが一度は「書くの面倒くさいな、思ったことがそのまま文字になればいいのにな〜せめてそこまで行かなくても言ったことをそのまま文章にしてくれたらな」と思ったでしょう。
そして、スマートフォンで音声入力ができるようになってきた頃に試し、「え〜こんなこと言ってないし」と入力の精度にガッカリし、「文を書くなのに、文を角ってなんだよ」と変換の選択に「音声入力はまだ先の技術」と思ったでしょう。
しかし、音声入力はもはや「使えるレベル」まで来ていると感じます。一度、諦めてしまった人ももう一度再考してみる価値はありますよ。なお、使用しているのは使用しているのはiPhoneです。本によるとアンドロイドよりもiPhoneの方が精度が高いようです。

音声入力のメリット

①入力が早い

まずそのメリットは入力の速さです。どれぐら早いかと言うと作者は10秒で80文字を書くことができると言っています。これがどのぐらい凄いかと言うとタイピングがそれなりにうまいとされるワープロ検定2級の人と比べて、なんと10倍の速度で入力してるということになります。
なお、この上の文章「まず〜なります」までは音声入力で行いました。慣れていないこともあってか30秒かかりましたが、150字程度です。変換ミスは1箇所ありましたけど、私がタイピングするよりは断然早いですね。

②歩きながら考えると創造性は60%も上がる

音声入力なら手入力と違って、通勤中、すきま時間、散歩中など机を用意しなくても様々な場所で文章書くことができます。実際に今回の文章もすきま時間、移動中、帰ってきてから車降りるまでの時間を利用して作成しています。しかも、スタンフォード大学の実験では、歩きながら考えると、座って考えるよりも60%も創造的になるということがわかりました。
しかし、1つのことを分析したり、抽象化するのはデスクで考えたほうがいいらしいので、noteの案を考えるのは歩きながらやって、仕上げるのはデスクの方がいいですね。

③思いついた時にすぐに書くことができる

なんかいいこと思いついたと思うのに、忘れた
あの時、いいこと言ってたけどなんて言ってたか
なんてことは日常茶飯事ですね。そうならないように持っているiphoneのメモやApple Watchのボイスメモに記録するようにしています。これをやってみたのですが、すごくいいですね。忘れないのはもちろん、「こっちの方が面白いのでは」というアイデアも生まれます。

デメリット

①慣れるまでは言葉にするまでの時間がかかる

話した方が早いんだけど、「話を出す」までがちょっと緊張する。そもそも音声入力に慣れていないっていうことが大きいかもしれません。これまでタイピングとは10年以上付き合いがあるのに対して、音声入力はまだ付き合って 1週間もないので、慣れません。「言ったことをすべて文字におこしてくれる」のはメリットなんですが、「何をいうかを考えておかなくては」という謎のプレッシャーを勝手に感じます。慣れればこれも、「適当に話して削るわ」とできるのかもしれませんけど。

②原案でしかない

アイデアを出すこと、とにかく早く入力することがとても得意な音声入力ですが、言い間違えや変換失敗を「修正する」ことはあまり得意ではありません。また、「この部分はいらなかったな」と思うところもあったりしますよね。文章の修正や削除、手直しは必要ですね。自分用のメモならいらないですけどね。

③心の強さ

「なんか隣の席の人がぶつぶつ言ってる」
「あいつ、会議中にスマホいじってる」
などなど、音声入力の最大の敵は「あんまり使っている人を見ない」なのではないかと思っています。実際に自分も今使っているのは、1人の時です。
「自然に活用できるくらい慣れる」
「音声入力のメリットは大きい」
と思ってやることが大事かもしれません。

自分の仕事にどう結びつけるか

①仕事の書類を移動時間やスキマ時間に書く

あまり精度を求められない文章は音声入力でちょっとしたスキマ時間に仕上げる
これはかなりの時短になりそうです。
今まで 自分のデスクに戻り、所定のファイルを開いて、思い出して書いていた
音声入力 スマホかApple Watchでアプリを開いて音声入力

②会議の議事録を作る

たまに回ってくる職員会議の記録係。自分は字があまり綺麗ではないので嫌な仕事でした。しかも、誰かが見る可能性がある記録、下手な字では書けない。でも、音声入力をうまく使えば話した内容がそのまま入力される。変なところをちょっと直して、データフォルダーに入れとけばおしまい。いいのでは・・・年明けの会議で実験してみます。

まとめ

音声入力はかなり進歩している
手軽に文章を記録したりすることもできる
仕事に活用して自分の時間を作り出そう

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